仏・老舗ショコラティエ「ボナ」、広尾に日本1号店-カフェも併設

「ショコラティエ ボナ 広尾」外観

「ショコラティエ ボナ 広尾」外観

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 フランスの老舗ショコラティエ「ボナ」を国内展開するボナ ジャパン(中央区)は9月10日、広尾に日本初の直営店「ショコラティエ ボナ 広尾」(渋谷区広尾5、TEL 03-3280-9797)をオープンした。

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 ボナは、アルプス山脈のふもとの町ヴォアロンで1884年に創業。1904年には世界で初めて1種類のカカオ豆だけを使った「シングルビーンズ チョコレート」の製造に成功。1983年には産地別のチョコレート「グラン クリュ」を製造した。チョコレートに使用するカカオ豆は、各国の契約農園から直接買い付けて自家焙煎(ばいせん)し、香料などの添加物は使用しないのも特徴。商品の包装作業はすべて手作業で行っているという。

 ヴォアロンの本店に続く日本1号店となる同店は、広尾駅近くの外苑西通り近くに出店。白とピンクを基調にした店内にはカフェも併設。壁面にはショコラティエの歴史を振り返る創業当時の写真やパッケージなどを飾る。店舗面積は20坪、客席数は12席。

 店内では、ボンボンショコラや板チョコレートなど約50種類を販売。銀紙などで包装した四角いキューブ型のチョコレート「パヴェ」「レーヴ」「メナドス」の3品(各294円)は、中にヴォアロンの修道院で造られたという薬草酒が入る。1901年から製造している定番で、現地では「ヴォアロンの敷石」という愛称で親しまれている。棒状のチョコレート「クルジェット」(1,680円~)も、高級シャンパン「クリュッグ」に合うショコラとして1907年からある商品。

 「グラン クリュ」は板チョコタイプで、インドやエクアドル、ベネズエラなど各地で採れた無農薬のカカオ豆だけを使った「セイロン」「エクアドル」「マダガスカル」(各1,680円)など8種類を用意。同タイプのミルクチョコレート(3種類)のほか、チョコレートを使ったオリジナルケーキ5種類(682円~)も販売する。

 カフェでは、ブレンドコーヒー(650円)やダージリン(800円)など20種類以上のドリンクをチョコレートとともに提供する。ドリンクとケーキのセットメニュー(1,375円~)をはじめ、今後はパフェやチョコレートアイスクリームなどのスイーツも提供する予定。

 営業時間は11時~20時。

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