渋谷に「宮崎一色」の郷土料理店-東国原知事の晩酌メニューも

宮崎県の古民家をイメージした店内

宮崎県の古民家をイメージした店内

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 TRNグループの飲食事業を手がける店舗プレミアム(渋谷区渋谷3)は3月29日、渋谷・桜丘町に宮崎の郷土料理店「宮崎漁屋(いさりや)酒場 天孫降臨(てんそんこうりん) 渋谷店」(渋谷区桜丘町、TEL 03-5456-0170)をオープンした。

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 同店は、宮崎県の郷土料理を中心に、同県の「東国原知事が好んで食べる宮崎料理」(同店)などを提供する。高千穂牛やマンゴーなど宮崎県産の食材を生かした料理もメニューに並べるほか、アルコールは同県の全蔵の焼酎を取りそろえるなど、「宮崎一色」の店舗展開を行う。

 店内は、宮崎の古民家をイメージ。実際に使用していた古民家の材木などを内装に用いたほか、同県の骨董(こっとう)品なども多数配置。入口は、背の低いくぐり戸になっており、同県伝統芸能の「神楽の舞」お面などをあしらう。店舗面積は3、4階を合わせて約35坪。カウンター9席、個室7部屋を設けた全78席。

 メニューは、一品料理、揚げ物、焼き魚など約110種類。宮崎高千穂牛上カルビ網焼(2,280円)をはじめ、宮崎県沖でその日に揚がった魚介類を使った刺身や、生産量日本一の同県の野菜、ピーマン、ズッキーニ、キュウリの入ったサラダ(680円)など、山や海の幸を用意。

 宮崎の郷土料理「チキン南蛮」(880円)、「冷や汁」(480円)のほか、同知事の晩酌メニュー「霧島鶏の水炊き鍋」(1,580円)なども提供。「宮崎丸ごと宴会コース」(5,000円~)、「漁屋宴会コース」(3,000円~)のコースメニューもそろえる。

 アルコールは、宮崎の焼酎(37銘柄、580円)や日本酒(680円)、どぶろく(800円)、宮崎特産サワー「さつま芋ハイ」(580円)のほか、同知事が愛飲するワイン(580円~)など。ターゲットは30代~50代で、客単価は4,000円~6,000円を見込む。

 店内の一角には、宮崎県の土産物を中心に、同知事をモチーフにしたキーホルダー(420円)やフェースタオル(840円)、Tシャツ(2,420円)などを販売するコーナーも設ける。

 店舗プレミアムは、郷土料理をメーンに提供する飲食店を中心に展開しており、2月に新橋に秋田県の郷土料理店「秋田川反漁屋酒場(かわばたいさりや)銀座店」をオープンしている。同社は今後も「全国の郷土料理を扱った店舗展開をしていく」(事業部長・菱川さん)という。

 営業時間は17時~24時。日曜定休。

代官山に郷土料理の和食店-恵比寿に次ぐ2号店(シブヤ経済新聞)新橋に秋田の郷土料理店-料理サーブ時に光と音の演出も(新橋経済新聞)

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