パリのファッション見本市に「シブヤ」エリア、若者文化を紹介

パリの老舗ファッション見本市に「シブヤ」エリア、日本からは4社が出展(写真=前回の様子)

パリの老舗ファッション見本市に「シブヤ」エリア、日本からは4社が出展(写真=前回の様子)

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 今年2月に行われるパリのファッション見本市「プレタポルテ・パリ」に、日本発の若者ファッションを取り上げる区画「SHIBUYA(シブヤ)」エリアが登場する。プレタポルテ・パリは1950年代から開催されている老舗の見本市。50カ国計約1,500のブランドが集まる国際イベントとして知られる。

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 見本市はパリ市内南西部のポルト・ド・ヴェルサイユ会場で4日間に渡って開催。衣服や服飾雑貨などの各ブランドがテーマごとに分けたエリア別の展示を行い、国際市場にアピールする。今回は会場を11のエリアで構成、「シブヤ」エリアは昨年9月に次ぎ規模を拡大して開設される。

 ファッションだけでなく、「マンガ」「ロリータ」などの日本カルチャーはパリで注目を集めているブームのひとつ。こうした流れを受け、日本の中でも「創意工夫に富んだ陽気なエスプリがある」(同見本市公式サイトより)として新設されたのが「シブヤ」エリア。

 日本からは今回、ハロー・キティのイラストをあしらったミラーなどのポップ雑貨を手がけるピュアトーン(本社=兵庫県明石市)の「Latest(レイテスト)」、和服をイメージしたデザイン服で原宿に本店を構える「Takuya Angel(タクヤエンジェル)」など4社が出展する。

 プレタポルテ・パリは、1956年に仏婦人プレタポルテ連盟が前身となる第1回仏プレタポルテ展を開催。1958年には現在の会場へと移り、会場面積を拡大するなど本格的な組織として頭角を表した。見本市は2月と9月の年2回開催。世界中から4万人以上の関係者が訪れる国際イベントに成長している。(写真=前回のプレタポルテ・パリ「シブヤ」エリアの様子)

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