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広尾に焼き肉店「お肉屋けいすけ三男坊」 塊肉で提供する高森和牛主力に

NYウエストビレッジにあるカフェをイメージした店内

NYウエストビレッジにあるカフェをイメージした店内

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 広尾商店街に焼き肉店「お肉屋けいすけ三男坊」(渋谷区広尾5、TEL 03-3446-2929)がオープンして1カ月が過ぎた。経営は飲食店経営を手掛けるスマイルキューブ(港区)。

提供するメニューのイメージ

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 塊肉で提供する山口産・高森和牛を主力にする同店。店名は、3人兄弟の「三男坊」である同社社長の井上景介さんが食材や調理法にこだわり、「肉屋スタイル」で提供する焼き肉店であることから命名。高級住宅街があり外資系企業の駐在員などが多く住んでいることから「感度の高いお客さまに新しい肉の提案ができる」と判断し、広尾に出店した。

 店舗面積は30坪で、席数は4人掛けと6人掛けのボックスシートと個室(8席1室)で36席。店舗デザインは「NYウエストビレッジにあるカフェ」をコンセプトに、壁一面の古材を含む木目を基調とした空間に木目のテーブルを配置している。各テーブルには無煙ロースターを設置した。

 メニューは、厚切りのタン元を「一度休ませて」から客の前でカットする「厚切り牛タン」(2,160円)や、塩漬けした高森和牛を9日ほど熟成し素揚げした「高森和牛のソルトエイジングマリネ」(1,083円)や、グリルしたミノを一口大に切り、ピンクペッパーとエシャロットを加えた後にピーナツオイルをかける「ミノステーキのサラダ仕立て」(1,360円)など。コースは3種類(5,940円~1万800円)を用意する。ドリンクは山口の日本酒「獺祭」(1,382円)をはじめ、ビールやカクテル(以上648円~)、焼酎(702円~)、ワイン(グラス756円)などをそろえる。客単価は、ランチ=1,000円、ディナー=8,000円。

 オープン以降は30代を中心に来店があり、女性が7割ほどを占めるという。井上さんは「お客さまの目の前で焼いてカットする臨場感とともに、赤身肉なのにうま味がしっかりと入った高森和牛を塊肉で堪能していただければ」と来店を呼び掛ける。

 営業時間は、ランチ=11時30分~14時30分、ディナー=17時~24時。

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