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Bunkamura ザ・ミュージアムで「ボッティチェリとルネサンス」展 来場者10万人突破

サンドロ・ボッティチェリ作品などを展示する場内

サンドロ・ボッティチェリ作品などを展示する場内

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 渋谷「Bunkamuraザ・ミュージアム」(渋谷区道玄坂2、TEL 03-3477-9413)で現在、「ボッティチェリとルネサンス フィレンツェの富と美」展が開催されている。

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 ルネサンス発祥の地として知られる伊フィレンツェ。1500年代は実質的支配者だったメディチ家など、銀行家の支援を受けて芸術家は作品を制作していたという。同展では、「ルネサンスの原動力」となった金融業の繁栄と、近代に通じるメセナ活動を浮き彫りにする。

 1445年、皮なめし職人の家に生まれたサロンド・ボッティチェリは、1464年~1467年に工房で修業し画家としての活動を開始。記録のある最初の作品「剛殺」(1470年)が商業裁判所からの依頼であるなど、商人や銀行員がパトロンだった。メディチ家とも1470年代から関係を持ち、同家らの依頼で作品を手掛けたほかバチカンに招聘(しょうへい)されるなどしていたという。

 同展では、ボッティチェリ作品17点や絵画、彫刻、版画など約80点を展示する。ボッティチェリの作品は、額縁に銀行業や商人の活動を監督した両替商組合を象徴する金貨をあしらった「ケルビムを伴う聖母子」(1470年ごろ)、横幅5メートルのフレスコ画「受胎告知」(1481年)など。そのほか、表にフィレンツェのユリの紋章、裏に守護聖人洗礼者聖ヨハネを刻印した「フィオリーノ金貨」(1252-1303年)なども並べる。

 5月15日には来館者が10万人を突破。10万人目の来館者となったのは、「ボッティチェリの女性像が大好き」という、山形大学で西洋美術史を専攻している瀧口美帆さん(20)。東急文化村の西村友伸社長が展覧会カタログや同展オリジナルグッズのコインチョコとコインケースを進呈した。

 開館時間は10時~19時(金曜・土曜は21時まで、入館は閉館の30分前まで)。入館料は当日一般1,500円ほか。6月28日まで。

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