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裏原宿・キャットストリートに「アイスウォッチ」旗艦店-市場拡大の拠点に

ブランドコンセプトである黒を基調にしたファサード

ブランドコンセプトである黒を基調にしたファサード

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 裏原宿・キャットストリート沿いに8月23日、ベルギー発ファッションウオッチブランド「ICE-WATCH(アイスウォッチ)」の旗艦店「アイスウォッチ原宿」(渋谷区神宮前4、TEL 03-6804-6932)がオープンした。経営はビヨンクール(本社=大阪市中央区)。

400色以上の時計を扱う店内

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 2007年にベルギーで創業した同ブランド。「時計を着替える」をコンセプトに色やデザイン、サイズなどを多く展開し、ファッションに「より近い」提案を行っている。ビヨンクールは2008年から国内総輸入代理店として同ブランドを取り扱っている。国内の購買層は、30~40代が48%で半数近くを占め、20代後半が37%と続く。男女比は男性が30%に対し女性が49%で、カップルや家族などでの購入もあるという。

 百貨店や商業施設などに5店舗の専門店を出店しているが、路面店・旗艦店の出店は初めて。市場を開拓していく中で「ファッションウオッチ=クオリティーが低いなどマイナスイメージを持っている方がまだまだ多い」(同社アイスウォッチ事業部佐藤佳史部長)と感じたことから、「それを払拭(ふっしょく)するため高級感のある店内で商品を販売する旗艦店が必要」と判断。また、今後のオンリーショップ展開拡大の拠点にも位置付ける。

 出店地はファッション性を「最重要視」し原宿を選んだ。店舗面積は27平方メートル。ファサードはブランドコンセプトである黒、店内はブランドイメージの白にそれぞれ統一。ディスプレーや棚、カウンターの高さなどを同じにすることで「シャープでソリッドな空間」に仕上げた。モニター3台やiMac、iPadを設置し、海外のプロモーション映像を流すなどして情報発信する。

 店頭では常時400色以上をそろえるという。商品は、回転ベゼルを搭載した「ポップなデザイン」の代表的なモデル「アイスフォーエバー」や「シンプルなデザイン」でシリコンラバーを使った「ice」(以上1万800円前後)など。直営店限定商品の、ステンレスケースにk18PVD (物理気相成長)コーティングを施した「アイスキャンバス」(2万520円)も扱う。

 佐藤部長は「毎年100以上の新作がリリースされ、もっと欲しく・集めたくなるブランド。いつ来ても新しい魅力に出合える、そんな楽しみを感じていただけるような店づくりを心掛けていきたい」と意欲を見せる。

 営業時間は12時~20時。

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