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バンタン、恵比寿にパティスリー&カフェ-ショコラフレーバー主力に

ブルーイッシュグレーを基調にしたファサード

ブルーイッシュグレーを基調にしたファサード

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 恵比寿西口エリアに9月、ショコラフレーバーをメーンにしたパティスリー&カフェ「Sweets Laboratory TOKYO BRANCHE」(渋谷区恵比寿南3、TEL 03-5768-6717)がオープンした。経営はスクール運営を手掛けるバンタン(恵比寿西1)。

常時15~20種を用意するケーキ

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 同社が展開する食のスクール「レコールバンタン」は当初「バンタン製菓学院」として開校した経緯もあり、「原点に戻り」スイーツに注力した同店。実店舗を展開することで、利用客からの「ダイレクトな反応、市場トレンドなどを教育現場に生かす」目的もある。

 「創作しやすい」スイーツでありながら多くの人が「好き・喜ぶ」ものとして、ショコラを選択。店名は、「常に新しいスイーツを研究・開発していく研究工房型の店舗スタイル」であることから命名した。コアターゲットは20代後半~30代後半の女性。

 店舗面積は13坪ほど。席数は9席を用意。「パリジェンヌのアパルトマン」をイメージしたという店舗は、ブルーイッシュグレーを基調にしたファサードで、「ブランドカラー」の深いピンクをサインや店内壁面に取り入れている。

 メーンシェフにマンダリンオリエンタルホテル東京(中央区)でシェフドショコラティエを務めた経験を持つ宮川佳久さんを招き、創作スイーツを開発。生ケーキは、カシスムースの中にバニラのババロアが入っており、下にチョコレートクッキーを敷いた「ヴィヴィ カシスのムース」、コーヒー風味のチョコムースとショコラクリームが入った「ドゥカフェ」(以上480円)、ホワイトチョコで作るボール型の器の中に、木イチゴや野イチゴ、ミント風味のチョコムースなどが入っている「ショートケーキクリエイション」(550円)などが並ぶ。

 焼き菓子は、同じフレーバーで6種用意するクグロフ型の「ふんわりケーキ」(800円)や、パウンド型の「しっとりケーキ」(900円)などを用意。季節限定メニューとして、熊本産「球磨(くま)栗」を使った商品もそろえる(11月末までを予定)。生ケーキは15~20種を、焼き菓子は5~7カテゴリーを常時用意する。客単価は1,350円前後。

 オープン後は30~40代の来店が多く、9割が女性客だという。ディレクターの水谷英樹さんは「やりたいことは、(ショコラに限らず)スイーツの専門商材ブランドを発信すること」と話す。「ショコラの隠れた魅力、可能性を楽しんでいただければ」と呼び掛ける。

 営業時間は12時~19時。月曜・火曜定休。

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