恵比寿駅西口近くのバー「OKU」（渋谷区恵比寿南1、TEL 03-5768-9390）に8月、ランチ営業時間を利用した野菜スープ専門店「Vege soup ebisu」がオープンした。

スープに小鉢、18穀米のおむすびが付くスープセット

　IT関連事業を手掛けるAvirity Information（東3）が運営する同店。「不規則な生活」を送っているスタッフが多く、「体に良いものを食べたい」という社員の要望から企画。同社が経営コンサルなどを手掛ける「OKU」の営業していない時間を利用して開いた。店舗面積は44.74平方メートルで、席数はカウンターを中心に23席を用意する。

　同社フード事業部の栄養士・海老澤珠美さんがメニューを考案。1日に必要な野菜の3分の1が摂取できるようにするほか、可能な限り化学調味料を使わず、塩のみで味付けをするなどしている。スープはその日仕入れた野菜から決めるため日替わりで提供。メニューはブログやメールマガジンで知らせており、スープは塩分やカロリーの計算も行い、メニューと共に表記している。

　現在はナスやゴーヤ、トマトを使うことが多いという。スープ単品（350円）やスープに小鉢（塩で炒めたゴボウなど）、18穀米のおむすび2個が付くスープセット（500円）、小鉢単品（50円）、おむすび単品（50円、スープセット注文客のみ）を用意。おむすびはラップで包んで提供し持ち帰りできるようにしているほか、スープのテークアウトも受け付ける。

　オープン後は男女共に30代を中心に来店があり、リピーターも多いという。「忙しく働く方々に来店いただき、体に良いものを食べて元気に、健康になっていただけたら」と海老澤さん。電話予約は13時まで（当日分は12時まで）受け付ける。

　営業時間は11時～14時（スープがなくなり次第終了）。土曜・日曜・祝日定休。今後、同社が運営する通販ショップ「旭屋」で販売する「ちゃんこ鍋」の試食なども行っていく予定。