原宿で「工作の神様展」-安斎肇さん、しりあがり寿さんらが神様像披露

2002年のシリーズ第1回「春の宿題工作展」での集合写真

2002年のシリーズ第1回「春の宿題工作展」での集合写真

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 イラストレーター安斎肇さんがプロデュースして、アート界・漫画界の人気クリエーターら9人がオリジナル「神様」像を紹介する「工作の神様展」が5月26日より、原宿のアートスペース「ラップネットシップ」(渋谷区神宮前1、TEL 03-5411-3330)で開催されている。

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 「参加クリエーターが『生徒』となり、純粋な気持ちで『工作』する」というコンセプトで2002年にスタートした人気シリーズ企画「宿題工作展」の第6弾。毎回異なる「先生」を置き、これまで「クリスマス」「輪ゴムの射的場」「手作り楽器」など多彩なテーマで人気を集めた。2008年にはスピンオフ企画として音楽バンド「Obandos(オバンドス)」が誕生。サマーソニックに出演するなど、活動の幅を広げている。

 今回のテーマは「神様」。安藤さんをはじめ、漫画家の朝倉世界一さんやしりあがり寿さんなど恒例のメンバー9人が、「自分たちの思う神様」像を披露する。同テーマについて、「前回のオバンドスのバンドTシャツとして、朝倉さんがゾンビになったメンバーのイラストを描いてくれたことがきっかけで、それぞれが信じたり頼ったりあこがれるような『神様』に扮(ふん)する企画が持ち上がった」と安斎さん。

 会場では、神様に「コスプレ」した各メンバーの等身大パネルを設置し、周りに独自の関連グッズを置き神様の世界観を表現。しりあがりさんは「迷うことはない」と手を差し伸べる「迷える子羊の神様」となり、パネルの前にはさまざまな人生のコースを記載した「上手く回らないルーレット」も配した。安斎さんは「サボリの神様」に。「一生懸命働く人に、ささやいてくれるおじさんです」。木村カエラさんは「女神様」となり、各作品に「先生の目線」から、素直なコメントを寄せている。

 今後も同企画の一環として、静岡や奈良などに会場を広げてさまざまな展示を展開していく予定。

 開場時間は12時~20時(最終日のみ18時まで)。入場無料。6月9日まで。

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