気鋭アートディレクター伊藤桂司さんが新作展-表参道で

約3年半ぶりの個展となる同展では、視覚のトリックを利用した新作を展示(写真=会場風景)

約3年半ぶりの個展となる同展では、視覚のトリックを利用した新作を展示(写真=会場風景)

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 広告や書籍などのグラフィックを中心に活躍するアートディレクター伊藤桂司さんの約3年半ぶりとなる個展「TURN ON, TUNE IN, CUT OUT!(ターンオン・チューンイン・カットアウト)」が2月16日より、表参道の「GALLERY 360°」(港区南青山5、TEL 03-3406-5823)で開催されている。

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 1958年、東京生まれの伊藤さんは、広告、書籍や音楽関連のアートディレクション、映像作品など幅広い分野で活躍。1999年ニューヨークADCゴールド・アワード、2001年に「コンバース」キャンペーンビジュアルのアートワークで東京ADC賞を受賞。パラダイスをモチーフにした「FUTURE DAYS」(青心社刊、2003年)などの作品集も発表してきた。

 同展では、視覚のトリックを利用し作り上げた新作ペインティングシリーズ11点を公開する。異なるビジュアルや背景を平面上で重ね合わせた作品や、フリーズを思わせる白いフォルムが、独自の解釈を生み出す。

 今月27日からは、恵比寿の複合アート施設「NADiff A/P/A/R/T(ナディッフ・アパート)」(渋谷区恵比寿1)2階のギャラリー「ArtJam Contemporary」でも個展を開催。「SUPERNATURAL」と題し、90年代以降の作品を中心に再構成した作品を展示する(3月27日まで)。

 営業時間は12時~19時(日曜・祝日休廊)。入場無料。3月2日まで。

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