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映画館「Bunkamura ル・シネマ 渋谷宮下」開業日決まる

「Bunkamura ル・シネマ 渋谷宮下」が移転する渋谷東映プラザ外観

「Bunkamura ル・シネマ 渋谷宮下」が移転する渋谷東映プラザ外観

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 映画館「Bunkamura ル・シネマ 渋谷宮下」(渋谷区渋谷1)の開業日が6月16日に決まった。

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 改装のため4月10日から長期休館する複合文化施設「Bunkamura」(宇田川町)内の映画館「Bunkamura ル・シネマ」が移転する同店は、昨年12月に69年の歴史に幕を下ろした映画館「渋谷TOEI」跡に位置する。

 「Bunkamura カラー」を軸に「渋谷駅前・宮下エリアならではの刺激的なエネルギーを吸収し、これからの未来に開かれた映画館」を目指す。

 シネマ1(席数150席)、シネマ2(同126席)の2スクリーンを展開するほか、Bunkamura内で営業しているカフェレストラン「ドゥ マゴ パリ」がコーヒーや軽食を提供するスタンドカフェとして出店する。

 こけら落としは、香港の女優マギー・チャンさんの回顧上映「マギー・チャン レトロスペクティブ」。カンヌ国際映画祭女優賞を受賞した「クリーン」、2001(平成13)年にBunkamura ル・シネマで封切公開されロングランヒットを記録した「花様年華」(2000年)、日本公開から25年を迎えた「ラヴソング」(1996年)など7作品を上映。

 同日から、ル・シネマがこれまで多くの音楽映画を上映してきたことから、ミュージカル映画特集「ミュージカルが好きだから」も上映。2006(平成18)年にル・シネマで公開した「RENT/レント」を凱旋上映するほか、グループのミュージカル施設「東急シアターオーブ」で舞台が公演されている「キンキーブーツ」のブロードウェー版映画などをラインアップする。

 以降は、2021年カンヌ国際映画祭である視点部門審査員賞を受賞するなどした、第二次大戦後のドイツで、男性同性愛を禁ずる刑法175条のなか「愛する自由」を求め続けた男性の20年を描いた「この手に自由を、消せない愛を。」(7月7日~)、2022年ベネチア国際映画祭で銀獅子賞(審査員大賞)と新人監督賞をダブル受賞した、生後15カ月の娘を殺害した罪に問われた若い女性の実話をベースにした法廷劇「サントメール ある被告」(同14日~)などの上映を予定する。

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