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サンロッカーズ渋谷、茨城に辛勝 復帰の田渡修人選手は12得点

3ポイントシュート4本決め、個人通算400回3ポイントシュート成功を突破した田渡修人選手(右から3番目)

3ポイントシュート4本決め、個人通算400回3ポイントシュート成功を突破した田渡修人選手(右から3番目)

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 Bリーグ・サンロッカーズ渋谷(以下、SR渋谷)が11月10日、茨城ロボッツ(以下、茨城)と戦い84-82で競り勝った。

残り8秒で逆転となる得点を挙げたベンドラメ礼生選手

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 シーズン開幕直前に右足関節インピンジメント症候群の手術をし、前節から復帰した田渡修人選手が、得意の3ポイント(P)シュート4本を100%の確率で決め、持ち前のシュート力を発揮したこの日。1本目となった3Pは、攻撃の制限時間ギリギリで放ったシュートがボードに当たって入ったが、「リングに当たればリバウンドは取ってくれる、というくらいの気持ちで打った」と言い、「入ってめちゃめちゃ驚いた。正直ラッキーと思った」と笑いつつ、「チームメートが喜んでくれたのがうれしかったし、入って楽になったというのはある」と振り返った。

 後半には、茨城にリードを奪われ点差を広げられそうなタイミングで出場したが、「自分がいる間に1点でも縮めて最後に出ているメンバーに託せたら、という思いでプレーをした」(田渡選手)。最終Qにはこの日最大の点差となった9点を追うタイミングで高橋耕陽選手・渡辺竜之佑選手と共にコートに入ったが、「ディフェンスのマッチアップミスが多かったのでしないように」「ビッグショットではなくて、1本ずつ止めて1点ずつ縮めよう」と話していたなか、田渡選手は高橋選手からのパスで3Pを沈めたほか、渡辺選手はリバウンドから速攻を仕掛け高橋選手の3Pをアシストするなど点差を詰め、その役割を果たした。伊佐勉ヘッドコーチ(HC)は「(田渡選手らが出場していた時間帯で)茨城についていけたし、勢いを取り戻せた」と評価した。

 手術した足首は「何年も前から痛かった」と明かし、「開幕が近くなった時に我慢ができない状態になりリハビリをしつつやっていたが、手術すれば気にならなくなるということで」手術を決意。シーズン開幕後は「チームメートが苦しい時もベンチで見ることしかできなかったので、もどかしさや焦る気持ちも少しあった」と振り返りつつ、「正直、まだ全然本調子ではないが、ベンチに入ったらまずチームをまとめるのも僕の一つの仕事だと思うので、それを含めて、復帰して少し活躍できて勝利に貢献できたので良かった」と喜びを表現した。

 試合は、最初の攻撃でミスを犯すなど、第1Qからミスが散見したSR渋谷。週末の連戦に加えこの日の試合とタフなスケジュールに「最初の3分くらいは疲れているかなという印象はあった」(伊佐勉HC)と少し重い展開となるが、同Q中盤以降に随所で3Pが決まり、17-20で第2Qに突入。競った展開となるが、終盤に連続で得点を許し36-41で前半を終えた。

 後半序盤、ミスやリバウンドから速攻を仕掛けられるなど6点のビハインドを負うと伊佐HCは「一回止めないと一気にいかれる」とタイムアウトを要求。ゴール下で「簡単に」得点を挙げられていたことから「(ディフェンスの)スタンダードをやろう」と選手たちを送り出すと、茨城のシュートをブロックしたりボールを奪ったり好守が続き58-61と点差を詰めて最終Qを迎えた。ビハインドを負いながらも、残り約1分30秒でジョシュ・ハレルソン選手の3Pで1点差に詰め寄り、茨城の攻撃を制限時間いっぱい守り切り迎えた残り10.6秒からの攻撃。「求めていた強いアタック」(伊佐HC)でベンドラメ礼生選手がバスケットカウント(得点に加えフリースロー)を決めて逆転し、84-82で辛勝。連勝を4に伸ばした。

 伊佐HCは「ほぼ茨城のペースでゲームが進み、5・6点差でくっついていけたが捕まえきれない展開だった。内容は褒められたものではないが、一つの勝ちをもぎ取れたという意味では最低限良かった」と振り返った。

 田渡選手はヒーローインタビューに選ばれたが、ヒーローインタビューの1人目にベンドラメ選手の名前が呼ばれると場内から笑いが起きる場面も見られた。田渡選手は「シュートは入ったが、ヒーローという頭はなかった。でも、礼生と(盛實)海翔がずっと『修人さん』と言ってくれていたので、『自分かな』と思っていたところに礼生が呼ばれて、正直結構恥ずかしかった」と笑った。

 SR渋谷は次節となる今月13日・14日、アウェーで広島ドラゴンフライズと対戦する。

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