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「代々木公園」拡張へ 岸記念体育館跡地に新たなエリア、2024年供用開始

岸記念体育館跡地に整備される代々木公園の新エリアのイメージ

岸記念体育館跡地に整備される代々木公園の新エリアのイメージ

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 岸記念体育館(渋谷区神南1)跡地に東京都立代々木公園が拡張整備される。

既に取り壊された岸記念体育館

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戦後、アメリカ軍の宿舎だったワシントンハイツを1964(昭和39)年の東京オリンピックで選手村として利用した後、1967(昭和42)年に開園した同園。道路を挟んで森林公園となるA地区、陸上競技場や野外ステージなどを備えるB地区で構成。現在の開園面積は54万0529平方メートルで、渋谷区のほぼ中央に位置し、23区内の都市公園の中で5番目に大きな公園となっている。

 渋谷区役所や渋谷公会堂が建設されたほか、NHK放送センターが建て替えられるなどの都市開発が進んでいるのことに合わせ、今回、新たに公園を拡張整備することで「より魅力的な都立公園の創出」を図る。新規開園予定面積は4182平方メートル。

 計画のテーマは「にぎわいの拠点となる公園」。現在の代々木公園のA地区・B地区の景観を含めた周辺の緑地や自然環境、道路や鉄道からの景観に配慮した緑地の創出、開かれた場を提供することで人が集う公園、にぎわい空間を提供し、渋谷・原宿のにぎわいを結ぶ拠点の創出を図る。

 計画では、屋外の随所に緑を配置するほか、ステージのようなものも配置する「発信テラス」、「賑(にぎ)わい広場」、階段状になっているテラスなどを作るほか、屋内外でスケートボードができるアーバンスポーツパークを開設。建設する建物には、屋内外で飲食可能なフードホール、多世代健康増進スタジオなどを設け、屋上にテラスを設ける予定。

 整備に当たり都は、飲食店など公園利用者の利便性向上に資する施設の設置と、設置した施設から得られる収益を活用して、その周辺の広場などの施設の整備などを一体的に行う民間事業者を公募する「Park-PFI」制度を導入。事業者は、東急不動産を代表に東急、石勝エクステリア、東急コミュニティーで構成する「代々木公園STAGES」に決まった。

 2024年3月供用開始予定。今回整備するエリアは「みどりと集いのゾーン」と位置付け、同所に隣接する現在東京都水道局のポンプ所として利用中のエリアは今後、「雑木林とヒーリングガーデンのゾーン」として、一帯で利用できるよう回遊性のある空間に整備する予定。

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