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渋谷区立松濤美術館開館40周年記念「白井晟一入門」

渋谷区立松涛美術館の外観(撮影:村井修)

渋谷区立松涛美術館の外観(撮影:村井修)

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 渋谷区立松濤美術館(渋谷区松濤2、TEL 03-3465-9421)開館40周年記念「白井晟一入門」が10月23日から開催される。

白井にとって初めての公共建築となった「秋ノ宮役場」

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 建築家の白井は、1905(明治38)年京都生まれ。京都高等工芸学校(現京都工芸繊維大学)図案科卒業後、ドイツで哲学を学んだ経歴を持つ。帰国後、義兄の画家・近藤浩一路の自邸の設計を手掛けたことを機に独学で建築家への道に進み、個人住宅や公共建築などを手掛け、同美術館も白井が設計した建築となる。

 同展は、白井が手掛けた初期から晩年までの建築のほか、「多彩な活動」の全体像に触れる「白井晟一入門編」として構成する。第1部「白井晟一クロニクル」(10月23日~12月12日)では、白井が設計した展示室で、オリジナル図面、建築模型、装丁デザイン画、書などを中心に展示。第2部「Back to 1981建物公開」(2022年1月4日~30日)では、「晩年の代表的建築」の一つである同館に焦点を当てる。

 「白井晟一クロニクル」では、白井が建築家になるまでを紹介する序章から、初めて設計に携わった近藤の自邸など戦前期、白井にとって初めての公共建築となった「秋ノ宮役場」など1950~1960年代の作品、未完成のまま1963(昭和38)年ごろまで暮らした「滴々居」など1060~1970年代の作品、同館など晩年期までを各章で紹介。未完の計画となった丸木位里・俊夫妻の「原爆の図」を収める展示施設「原爆堂」の設計図、50歳過ぎから日課としていたという「書」や、白井が手掛けた装丁も展示する。

 「Back to 1981建物公開」では、普段は作品展示のため設置している壁面などを撤去した状態の地下1階展示室、当初の案では橋を渡り展示室に入るように計画されていたというアプローチなど同館の建物自体を鑑賞できる。期間中に行う建築ツアーでは、館長室や普段は非公開の茶室も公開する。併せて、現存する同館の家具と、白井の「愛蔵品」となる家具・調度品をインスタレーションとして展示する。

  開館時間は10時~18時(金曜は20時まで、入館は30分前まで)。入館料は、一般1,000円、大学生800円、高校生・60歳以上500円、小・中学生100円ほか。月曜、11月4日、2022年1月11日休館(1月10日は開館)。

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