渋谷を舞台に「東京リベンジャーズ」のコラボレーション企画が開催されるに当たり7月1日から、同企画オリジナルの渋谷の地図が観光案内所で配布される。

アニメや実写映画のビジュアルを掲載する一面

　同作は和久井健さんが手掛ける漫画（正式表記は「東京卍リベンジャーズ」）で、2017（平成29）年から「週刊少年マガジン」（講談社）で連載。フリーターとして「どん底の生活」を送っていた花垣武道（タケミチ）が、中学時代の彼女が事故に巻き込まれて死亡したことをきっかけに、「弱小不良」だった学生時代にタイムリープし、彼女が死ぬ未来を変えるために奮闘する物語。単行本は累計発行部数2000万部を超えたほか、4月からはアニメが放送開始。7月には実写映画の公開が控えている。

　渋谷は、作中に登場する不良集団「東京卍會（まんじかい、通称「東卍」（トーマン））」の活動拠点として描かれている。コラボレーション企画では、HMV＆BOOKS SHIBUYA（渋谷モディ内）、SHIBUYA TSUTAYA（宇田川町）など7カ所でポップアップショップを展開するほか、街中のビルや店舗外壁などに原作・アニメ・映画それぞれのタケミケ、東京卍會の総長・佐野万次郎（マイキー）、副総長・龍宮寺堅（ドラケン）のポスターを掲出する。

　渋谷区観光協会協力の下制作した「『東京リベンジャーズ』とめぐるSHIBUYA STREET MAP」には、ポップアップショップの展開場所やポスターの掲出場所などに加え、コスモプラネタリウム渋谷（桜丘町）、渋谷をコンセプトにした土産店「THE SOUVENIR STORE」（神宮前6、RAYARD MIYASHITA PARK内）など、観光協会が薦めるスポットも掲載する。

　配付場所は、渋谷駅ハチ公前広場の観光案内施設「SHIBU HACHI BOX」（渋谷区道玄坂2）内、渋谷マークシティ（道玄坂1）内の渋谷区観光協会。マップの配付は無くなり次第終了。