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渋谷区、ハロウィーンの状況公表 大きな事件・事故なく「まずは安ど」

21時ごろの約2万人が来街したというハロウィーン当日の渋谷

21時ごろの約2万人が来街したというハロウィーン当日の渋谷

 渋谷区が11月2日、今年のハロウィーンの状況を公表した。

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 一部の来街者らによる犯罪・迷惑行為などが社会問題にもなっているハロウィーン時期の渋谷。区は今年、路上での飲酒や喫煙、ごみのポイ捨て、騒音、通行の妨げとなる仮装姿での写真撮影などを「本来のハロウィーンの楽しみ方ではない」とし、「迷惑ハロウィーンはもうやめよう」という思いを込めて、「GOODBYE BAD HALLOWEEN(さよなら迷惑ハロウィーン)」というメッセージを掲げ、対策を講じた。

 今年は、来街者が増える週末の土曜 がハロウィーンに当たったことから、当日と前日の30日に対策を実施。31日の渋谷駅周辺の人出は、21時ごろの約2万人(推計)がピークだったという。雨天だった昨年は同時刻で約4500人、おととしは22時ごろで1万8000人だった。計測を始めた2019年の約4万人と比べると減少している一方、おととしと比べると微増した。

 区の職員は延べ62人が渋谷駅周辺をパトロール。加えて、民間の警備員を30日に60人、31日には125人をそれぞれ配置し、路上滞留抑制などを呼びかけた。区の職員によるパトロールでは、615人に路上飲酒などについて声かけや注意をした。渋谷駅周辺の路上飲酒禁止区域周辺の周囲販売事業者には、31日の18時から11月1日5時まで酒類販売の自粛を呼びかけ、全62店舗が協力した。

 宇田川交番やハチ公前広場などには「ごみステーション」を特設したほか、ボランティアがごみ拾いをし た。集まったごみの量は合計約1274キロで、傘が多かった昨年と比べて283キロ(約19%)減った。内訳は、可燃ごみ580キロ、不燃ごみ48.75キロ、資源ごみ646.05キロ(数値は全て速報値)。

 大きな事件や事故がなかったことから、長谷部健渋谷区長は「無事に11月1日を迎えることができ、まずは安どしている」と話した。今年の状況については、「昨年よりも多くの人出があったが、全体としてマナーの向上が見られ、渋谷駅周辺での路上飲酒を禁止したことによる一定の効果も現れていると感じている」と振り返り、来街者や関係各所に感謝の意を示した。「今後も、渋谷の安全・安心を守るため、関係機関や地域の皆さまと連携しながら、迷惑行為の防止に取り組んでいく」ともコメントした。

 対策費の施行額は、予算額と同額の約7,400万円を見込む。