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全面改装中の「渋谷 東急フードショー」、スイーツゾーン開店 37店出店

正面エントランス付近で展開する洋菓子エリア

正面エントランス付近で展開する洋菓子エリア

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 食料品店「渋谷 東急フードショー」のスイーツゾーンが6月1日、渋谷マークシティ(渋谷区道玄坂1)1階にオープンした。

和菓子店が並ぶエリア=「渋谷 東急フードショー」スイーツゾーン開店

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 2000(平成12)年に東急東横店の食料品売り場としてオープンした「渋谷 東急フードショー」(当時は東急フードショー)。東急百貨店が渋谷駅周辺を中心とした再開発の進捗(しんちょく)に合わせ行っている「食事業強化」の総仕上げとして、全面改装を進めている「渋谷 東急フードショー」の全面改装の一環。スイーツゾーンは、昨年9月に同施設地下1階に仮オープンした生鮮・グローサリーゾーンに次ぐオープンとなる。

 「SHIBUYA ENTERTAINMENT Foodshow」をコンセプトに、渋谷近隣や各路線沿線で「人気・実績」のあるショップや、「顧客ニーズ」に合わせたショップや商品など「渋谷ローカライズ」をテーマに品ぞろえ。住む人、オフィスワーカーなど渋谷を利用するあらゆる人の取り込みを図る。

 スイーツゾーン「Sweets Maison」(約1320平方メートル)に、和菓子・洋菓子・手土産にも使える洋菓子店37店(期間限定スペース2カ所)が出店する。恵比寿に店舗を構えるシフォンケーキ専門店「MERCER bis(マーサービス)」、「アトリエ アニバーサリー」が手掛けるバウムクーヘン専門店「AnniBAUM」、ベーカリー「BOUL’ANGE(ブール アンジュ)」初のクロワッサン特化店、さつまいもスイーツ店「高級芋(いも)菓子 しみず」、など1つのスイーツ・カテゴリーに特化したテナントも複数展開。

 カフェを併設する、栃木・宇都宮に本店を構えるベーカリー「THE STANDARD BAKERS FARM」、チーズタルト専門店「BAKE CHEESE TART」が新たに展開するチーズスイーツ店「チーズころん by BAKE CHEER TART」、チョコレート菓子専門店「REICACAO」など5店は同所が1号店となる。岐阜の洋菓子店「ナガラタタン」が手掛けるブランドとして渋谷スクランブルスクエア内に店舗を構える「MELLOWHICH」は、好きなパウンドケーキをトレーにピックアップしながら買うことができる「ATELIER MELLOWHICH」として初出店する。日本橋兜町の「ease」シェフパティシエ大山恵介さんがプロデュースする「Lait ribot(レ リボ)」は7月10日にオープンを控える。

 チョコレート菓子専門店「THE TAILOR」や京都の団子茶屋「藤菜美」が関東初出店するほか、パティスリー「Megan-bar & patisserie」、代々木上原のフレンチ「レストランアトリエフジタ」のオーナーシェフ藤田善平さんが監修する「ATELIER FUJITA」、スイーツ&カフェ「TiMi」のテークアウト専門店が商業施設に初の店舗を構える。

 秋田発菓子店「くら吉」、老舗和菓子店から誕生したブランド「大三萬年堂HANARE」、煎餅店「中央軒煎餅」、シェフパティシエ遠藤泰介さんが手掛ける「パティスリーカメリア銀座」、北海道発「フェルム ラ・テール美瑛」が渋谷エリア(渋谷駅から一駅圏内)初出店となる。

 ブールアンジュやマーサービス、藤菜美などはキッチンなどを併設し作業する様子も見られるようにする。そのほか、ベルギー発チョコレート店「ヴィタメール」、和菓子「銀座あけぼの」、洋菓子「東京ミルクチーズケーキ工房」、エビ煎餅店「坂角総本舗」、洋菓子「ヨックモック」など13店舗が以前の「渋谷 東急フードショー」から継続しての出店となる。

 「渋谷 東急フードショー」は、7月10日に生鮮・グローサリーゾーンを正式オープン、同施設と地下の連絡通路でつながる渋谷地下街に7月デリゾーンが完成しグランドオープンとなる。

 「渋谷 東急フードショー」改装の責任者である東急百貨店・薮崎崇さんは「(渋谷 東急フードショーの)フルリニューアルは初めてなので、渋谷の地を、食を通して全国の皆さんに再認識していただけるブランドにしていけるよう、(グランドオープンまで)ラストスパートを掛けていきたい」と意欲を見せる。

  営業時間は10時~21時(現在は11時~20時)。

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