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青学大のファッションサークル「Aoyama Fashion Association」が初のコレクション発表

青学大を中心とした「Aoyama Fashion Association」のメンバーたちと発表したコレクション

青学大を中心とした「Aoyama Fashion Association」のメンバーたちと発表したコレクション

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 青山学院大学(渋谷区渋谷4)のファッションサークル「Aoyama Fashion Association」が3月17日、初のコレクションを発表した。

 2018(平成30)年に発足した「青山学院服飾愛好会」が前身の同団体。活動メンバーが4・5人に減少するなど「ボロボロな状態」となったことから再建することになり、昨年「Aoyama Fashion Association」と名称を変え、他大学のファッションサークルに参加していた同大3年(4月から4年)の松本啓汰さんが会長に就いた。

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 再建に際し、サークル内で「序列を無くす」ことや、プロと連携し「業界の人が見ても驚くクオリティーの」服作りをし実際に販売することで「成長できる場にすること」などを掲げた。新型コロナウイルス感染症の流行があったことからメンバーはSNSなどオンラインで募り、現在は35人が在籍。ほとんどが青学大生だが、明治大学や法政大学など他大生もいる。

 プロとの連携として、青山学院服装愛好会に在籍していたメンバーで現在はプロとして活動するデザイナーを顧問に迎えたほか、商品には繊維専門商社の瀧定名古屋(愛知県)の生地を使い、縫製は区内の企業であるパターン企画テルヌマ(本町)に依頼。コレクションの写真撮影はモデルを起用しカメラマンが行った。

 コレクション製作に向け動き出したのは昨年6月で、オンラインで活動を始めた。全員がデザインに携われるようにと、最初はメンバーそれぞれから「心に響く」ビジュアルを集めジャンル分けしテーマを決めた。7月には、再びメンバーそれぞれからラフスケッチを集め、再びジャンル分けするなど9月までデザイン作業を行った。その後、生地選び、縫製を経て昨年末にサンプルが完成した。部費や協賛などで集めた資金で作り、製作に40万円、撮影に20万円を掛けたという。

 初のコレクションは、ビジュアルを集めた段階で「水のイメージ」「水のようなきらめき」、寒色系が多かったことから「水」「深海」「流れ」をテーマに決めた。アイテムは5型。「ショートビーバー」仕上げを施したイタリア産のウールナイロンを使い、右肩から胸にかけて付ける布「ガンフラップ」や袖口などに水の流れをイメージしたデザインと青色の布を取り入れたコート(13万2,000円)や、ウエストに開いても閉じても着られる「ラップディテール」を施したパンツ(5万1,700円)など。ダンボールニットのマーメードドレス(8万2,500円)は、マーメードタイプのスカートを着脱することで、ロングドレス、タイトなミニスカートワンピースの2タイプになるように仕上げた。商品は展示会場で受注販売した。

 松本さんは「ビジネスではないので、妥協せずに作った」と言い、「ばかにされた」こともあったが、メンバーが「共感してついてきてくれたことがうれしかった」と笑顔を見せる。

 来年度は、専門学校と提携し服飾に関して学びつつ、コレクションアイテムも企画していく。コレクションの発表は今回同様、「ファッション・ウィーク東京」が開催される3月に予定し、その前段階として秋に開催される大学の文化祭「青学祭」ではショーも行う計画。同祭では「洋服を作る楽しさを知ってほしい」とリメークアイテムを作り発表するという。

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