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外苑前に「ポール・スチュアート」旗艦店 表参道から移転、国内初のバーも

中央に回廊を作り左手にメンズ、右手にウィメンズを展開する店内

中央に回廊を作り左手にメンズ、右手にウィメンズを展開する店内

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 ニューヨーク発ファッションブランド「Paul Stuart(ポール・スチュアート)」の旗艦店「Paul Stuart青山本店」(港区北青山2)が11月7日、複合ビル「the ARGYLE aoyama(ジ アーガイル アオヤマ)」1階にオープンする。経営は三陽商会(新宿区)。

併設する国内初のバー「The COPPER ROOM」

 同ブランドは、1938年にセレクトショップからスタートした老舗ファッションブランド。日本の旗艦店は、1981(昭和56)年から40年近く表参道沿に出店していたが、同所への移転に向け今年2月に閉店。表参道の客層やブランドの立ち並びが変わる中、「VAN」「Brooks Brothers」などが出店していた「アメリカントラッドの発信地」であり、ブランドのメイン顧客が40~50代であることから「落ち着いた大人の街」であもある外苑リアへの移転を決めた。

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 売り場面積は約325平方メートル。「どこにもないここだけのポール・スチュアート」を表現する同店。店内はエントランスから店舗奥までつながる広い「コリドー(回廊)」を中央に作り、床のタイル使い、植栽などで「モダン」「コロニアル」のテイストを取り入れる。

 コリドーの両サイドにメンズ・ウィメンズを展開する。メンズは、カジュアルラインを扱うエリアは白を基調にした空間に仕上げ、スーツを扱うエリアは木彫を基調に重厚感を出した。ウィメンズエリアにはメンズ同様、パターンオーダー用の3面鏡を初導入する。フルラインアップをそろえ、構成比率はメンズ7割、ウィメンズ3割程度。主な商品価格帯は、メンズ=コート5万3,900円~17万6,000円、スーツ7万5,900~19万8,000、ジャケット4万2,900円~16万5,000。ウィメンズ=ジャケット4万2,900円~14万3,000円、ドレス4万2,900円~9万7,900円、スカート2万5,300~6万4,900。

 店舗奥には、日本初のバー「The COPPER ROOM(ザ コッパー ルーム)」を併設。COPPERは銅の意味で、同店のウインドーやバーのバックカウンターなどに銅板を使っている。バーの席数は11席(プラス別途スタンディングスペース)。ウイスキーを強みとし、スコッチウイスキー「BLACK&WHITE」の1950年代に流通していたもの、1980年代のもの、現行ものの飲み比べ(2,000~3,000円程度)などを用意するほか、オリジナルのカクテル「マンハッタン」(1,500円)、スパークリングワイン(ボトル8,800円~、価格は税別)などをラインアップ。チェイサーは同バーのオリジナルグラスで提供する。運営は赤坂の会員制バー「White Label」に委託する。

 コリドーは、アパレル以外を展開するポップアップスペースになる。オープン時は、ケニア産のバラを扱うバラ専門店「AFRIKA ROSE」が出店(12月25日まで)するほか、近隣にもショップを構えるアンティーク家具の「ロイズ・アンティーク」のアイテムを置くなど、ライフスタイルの提案を図る。

 青山ベルコモンズ跡に開業した「ジ アーガイル アオヤマ」は、同ブランドを含む5店舗が出店する商業ゾーン、ライフスタイル型ホテル「THE AOYAMA GRAND HOTEL」(42室)、米ニューヨーク発のコミュニティー型ワークスペース「WeWork(ウィーワーク)」が出店するオフィスフロアで構成している。

 営業時間は11時~20時(バーは18時~24時)。売り上げは「新型コロナ明け」で年約4億円規模を目指す。

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