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「ブルックス ブラザーズ青山」、8月閉店へ ビル建て替えで41年の歴史に幕

石造りのファサードが特徴的な「ブルックス ブラザーズ青山」の外観

石造りのファサードが特徴的な「ブルックス ブラザーズ青山」の外観

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 表参道・青山通り沿いの米NY発アパレルブランド「ブルックス ブラザーズ」の国内旗艦店「ブルックス ブラザーズ 青山」(港区北青山3、TEL 03-3404-4295)が8月30日、閉店する。ブルックス ブラザーズ ジャパン(品川区)が6月22日発表した。

1979年オープン当初の「ブルックス ブラザーズ青山」外観

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 1979(昭和54)年8月、同ブランド初の海外進出店舗としてオープンした同店。石造りのファサードに掲げる日本とアメリカの国旗、「重厚感のある」木目調の店内などが特徴。当時はガラスケースに商品を展示する対面販売は「画期的」で、オープン40周年を迎えた昨年には、対面販売ができるカウンターを復活させた。

 今回、同店が出店する青朋ビルが再開発に伴い建て替えられることから閉店する。建て替えられたビルの完工時には再出店を予定している。加えて、9月4日(予定)には、3フロアで展開する「ブルックス ブラザーズ表参道」を近隣に出店する予定。

 同社小布施森一社長は「(当店は)時代に合わせて日本の中で成長を続けてきたアメトラの文化の象徴のような場所。歴史があるだけでなく、新しいものも発信することのできる場所で、昨年行った日本上陸40周年を記念したランウェイショー以降は、若いお客さまの来店も随分と増えた」と振り返りつつ、「守りに入っているだけではブランドは進化しない。失敗を恐れず、冒険をすること、そこから得るものは大きい。今の顧客さま、新しいお客さまに寄り添いながら、何か新しい幸せ感を提供できるような店づくりを目指し、そういうブランドでありたい」とコメントを寄せる。

 現在の営業時間は11時~19時。同店では現在、ブランドや同店の思い出やメッセージを書けるメモリアルブックを用意している。

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