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ベルコモンズ跡の複合ビル「the ARGYLE」、商業ゾーン順次オープンへ

完工した「the ARGYLE aoyama」の外観

完工した「the ARGYLE aoyama」の外観

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 三菱地所が青山通り沿いの商業施設「青山ベルコモンズ」跡地で開発を進めてきた複合ビル「the ARGYLE aoyama(ジ アーガイル アオヤマ)」(港区北青山2)の商業ゾーンが7月1日から順次オープンする。

20階のイタリアン「TRATTORIA ANDREA ROSSI」

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 2017(平成29)年12月に着工し、今年6月19日に完工した同施設の敷地面積は約2264平方メートル。建物は地下2階~地上20階で、延べ床面積約2万3123平方メートル。フロア構成は、地下1・2階=駐車場・駐輪場、地上1・2階=飲食・物販、3・4、16~20階=ホテル、5~15階=オフィス。

 1・2階の商業ゾーンには5店舗が出店。7月1日にはフレーバーティーやフルーツティーなどの紅茶と茶器を販売する「紅茶専門店TEAPOND」が1階にオープン。同階にはNY発ファッションブランド「Paul Stuart(ポール・スチュアート)」の旗艦店(11月上旬オープン予定)や、NY発ベーカリー&カフェ「THE CITY BAKERY」(オープン日未定)も出店。2階には、大阪の「なにわの伝統野菜」「なにわ黒牛」などの串とワインを提供する新業態「串揚げ 海老虎」が8月17日にオープンするほか、そばと信州の素材を使う石窯料理、日本酒を提供する「川上庵 東京」が出店を控える(オープン日未定)。

 ホテルは、国内外でホテル・レストランを展開する「Plan・Do・See」(千代田区)のライフスタイル型ホテル「THE AOYAMA GRAND HOTEL」となる。「ミッドセンチュリースタイル」の客室数は42室(広さ約30平方メートル~60平方メートル)。当初の予定より1カ月遅い8月に開業を予定する。3階には、ホールやテラスなどで構成し約300人規模のイベントに対応する同社運営のイベントスペース「AOYAMA GRAND HALL」も併設する。

 ホテル内には5店の飲食店が出店する。4階=カジュアルダイニング「THE BELCOMO」、厨房(ちゅうぼう)を囲むカウンター席で構成する和食店「SHIKAKU」、19階=江戸前ずし「青山 鮨(すし) かねさか」、20階=メインダイニングとなるイタリアン「TRATTORIA ANDREA ROSSI」、ルーフトップバー「The Top.」。ホテル開業以降順次オープンする。

 オフィスフロアは完工時点で満室稼働となる。

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