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渋谷パルコ・スペイン坂広場に全長7メートルの「セクシーロボット」

約7メートルの「セクシーロボット」を前に「みなさんの前でお披露目できてうれしい」と話す空山基さん

約7メートルの「セクシーロボット」を前に「みなさんの前でお披露目できてうれしい」と話す空山基さん

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 イラストレーター空山基(はじめ)さんの「セクシーロボット」立像が7月3日、渋谷パルコ(渋谷区宇田川町)前スペイン坂広場に登場した。

アーティスト21人の作品が並ぶ場内

 4階の「PARCO MUSEUM TOKYO」で同4日に始まる、渋谷の現代アートギャラリーNANZUKA(渋谷2)がキュレーションするグループ展「GLOBAL POP UNDERGROUND」開催を記念し、パブリックアートとして展示するもの。

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 空山さんは1970年代から女性のヌードを題材にしたイラストを手掛けている。代表作である「セクシーロボット」シリーズは、広告の仕事を機に誕生した作品で、女性の「人体美」とメタリックなロボットに取り込み表現している。2018(平成30)年に開催された「DIOR(ディオール)」のファッションショーで全長12メートルのセクシーロボットが展示され話題を集めた。

 同所のために約1年掛けて新たに制作したセクシーロボットは、高さ約7メートル(台座約2メートル)。アルミ製で重さは500キロほど。ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテが亡くなる間際に言った「もっと光を」に着想を得て、「鎖を断ち切って飛び出す姿」を表現した。夜間には目元が光るほか、照明でライトアップする。

 前日の3日、来場した空山さんは「小さいかと思っていたが、来てみると大きかった」と印象を語り、「こんな大通りに、裸のお姉さんを出していいのか」と笑うが、都の許可も下りているという。「ほとんど見たことないと思うので、初めて皆さんの前でお披露目できてうれしい。本物を見るとびっくりするのでは」と期待を込める。

 展覧会は米NYとLAのギャラリーを巡回した「Tokyo Pop Underground」のコンセプトを踏襲し、同ギャラリーのアーティスト21人の作品(32点)を「Underground」を切り口に再構成したもの。参加するのは、インターネット上の画像を集めキャラクターの目や髪の毛など体の一部をコラージュにより再構築した作品を制作している美術家・梅沢和木さん、「生と死」をテーマに、油絵の技法で現代の表現をしているアメリカのクリスチャン・レックス・ヴァン・ミネンさん、英イラストレーターのジェームス・ジャービスさん、エアブラシで描く欧米風女性のイラストなどで知られるイラストレーター山口はるみさん、アートディレクターYOSHIROTTENさんなど。

 アーティスト・田名網敬一さんの作品は、国内初展示となるイラストと新作のブロンズ像の2点を展示。ブーマー・ウェルズさん、ラルフ・ブライアントさんら1980年代のプロ野球で活躍した外国人助っ人5人と広島東洋カープの「鉄人」として知られる衣笠祥雄を描いたNY在住のアーティスト・佐藤貢一さんのイラストは新作となる。同展で空山さんは2点の作品を展示。性をテーマにした「Sex Matter」の新作は、新型コロナウイルスを題材に死に神の姿などを取り入れている。もう一点は、30年ほど前に描いたセクシーロボットの立体作品となっている。

 今月11日には、会場の様子を3Dビューで鑑賞できるオンライン展示も始める予定。

 展覧会の開催時間は11時~21時(最終日は18時まで)。入場料は、一般=500円、学生=400円ほか。7月26日まで。新型コロナウイルス感染拡大防止や混雑回避などを目的に、事前予約制にして入場を規制している。

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