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青山ベルコモンズ跡に複合ビル「ジ アーガイル」 商業フロアとホテル、7月開業へ

青山ベルコモンズ跡に開業予定の複合ビル「the ARGYLE aoyama」の外観イメージ

青山ベルコモンズ跡に開業予定の複合ビル「the ARGYLE aoyama」の外観イメージ

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 商業施設「青山ベルコモンズ」の跡地で開発が進む複合ビルの名称が「the ARGYLE aoyama(ジ アーガイル アオヤマ)」(港区北青山2)に決まった。事業主の三菱地所が3月3日に発表した。

「THE AOYAMA GRAND HOTEL」の客室

 1976(昭和51)年、当時アパレルチェーン大手だった「鈴屋」が施設開発を手掛け、青山通りと外苑西通りが交わる青山三丁目交差点角にオープンし、2014(平成26)年3月に閉館した青山ベルコモンズ。同社は青山ベルコモンズの歴史性を踏まえ、「多種多様」な人が交流する空間を目指し、「(仮称)北青山二丁目計画」として2017(平成29)年12月に着工した。

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 敷地面積は約2264平方メートル。建物は地下2階~地上20階で、延べ床面積約2万3129平方メートルとなる。現代的な設計の外観は、ガラスファサードのデザインに加え、低層部を「緑豊かで開放的な空間」とし、圧迫感を抑え周囲の街並みや景観との調和を目指す。入居テナント向けのBCP(事業継続)対策で、非常用発電機や防災備蓄倉庫を備え、北側広場には災害時に温かい食事などが提供できる「かまどベンチ」を設置。屋上に設置する太陽光パネルから建物内に電気を供給し、環境にも配慮する。

 施設名には、格子模様の一種である「アーガイル」を付けた。人や文化が交差し「地域のハブとして活用され続ける」環境の創出、青山ベルコモンズの「歴史性の継承と再生」など、同計画のコンセプトを踏まえて決定。「the」には「唯一無二な建物である」との思いを込めた。

 フロア構成は、地階が駐車場、地上1階・2階は商業ゾーン。3階・4階、16階~20階がホテル、5階~15階がオフィスとなる。

 7月1日にグランドオープン(一部除く)を予定する商業ゾーンは5店舗で構成。1階は、フレーバーティーやフルーツティーなどの紅茶と茶器を販売する「紅茶専門店TEAPOND」、NY発ベーカリー&カフェ「THE CITY BAKERY」、NY発ファッションブランド「Paul Stuart(ポール・スチュアート)」の旗艦店。2階は、大阪の「なにわの伝統野菜」「なにわ黒牛」などの串とワインを提供する新業態「串揚げ 海老虎」、そばと信州の素材を使う石窯料理、日本酒を提供する「川上庵 東京」となる。

 ホテルは、国内外でホテル・レストランを展開する「Plan・Do・See」(千代田区)のライフスタイル型ホテル「THE AOYAMA GRAND HOTEL」となる。「ミッドセンチュリースタイル」の客室数は42室(広さ約30平方メートル~60平方メートル)。7月開業予定で3月3日、宿泊予約を始めた。

 4階にはカジュアルダイニングや和食店、19階にはすし店、20階にはイタリアンと街を一望できるルーフトップバーを設け、各地から訪れる宿泊客をもてなす。3階のイベントスペース「AOYAMA GRAND HALL」には、ホール(約220平方メートル、天井高約4.5メートル)、ホワイエ(約90平方メートル、同)、テラス(約60平方メートル)を用意し、約300人規模のイベントに対応する。

 オフィスフロア(基準階は約250坪)には、フジパシフィックミュージックや三喜商事が入居するほか、米ニューヨーク発のコミュニティー型ワークスペース「WeWork(ウィーワーク)」が4フロアにわたり入る予定で、完工時には満室稼働するという。

 5月末に完工予定。

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