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渋谷モディにコミュニティー型シェアサロン フリーランス美容師が空間共有

「GO TODAY SHAiRE SALON渋谷モディ店」店内の様子

「GO TODAY SHAiRE SALON渋谷モディ店」店内の様子

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 フリーランスの美容師らがサロンをシェアするコミュニティー型シェアサロン「GO TODAY SHAiRE SALON(ゴートゥデイシェアサロン)」の新拠点が3月12日、渋谷モディ(渋谷区神南1)4階にオープンした。経営はGO TODAY SHAiRE SALON(神宮前1)。

シャンプー台も

 シェアサロンプラットフォームとして展開する同サロンは、事業開始から約2年で全国に15店舗を出店。在籍するフリーランス美容師は20代から60代まで200人を超え、月間来店客数は9000人以上。店名の「GO TODAY SHAiRE SALON」は、「GO(行く・育)+TODAY(今日・共)+SHAiRE(つながる)+SALON(サロン・場)」を組み合わせたもので、「SHAiRE」には「i」を入れ、「HAiR(髪)」の文字を含ませた。「今日行くのが楽しい場所・共に育み成長できる場所・髪を通してつながり合う場所」を目指して名付けたという。

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 初のテナント出店となる今回は、「スターバックスコーヒー」などが入る同施設4階に出店。今後、渋谷・原宿・表参道エリアのドミナントを強化するためのオープン型店舗に位置付ける。内装は、従来通り「美容師それぞれの個性を出せるように」とサロンとしての色を出さずにシンプルに仕上げ、カット台=10台、シャンプー台=5台を用意した。

 完全キャッシュレス決済を採用し、後払いにも対応。エントランスの受け付けにスタッフは常駐せず、来店者がタブレットで知らせると美容師にプッシュ通知で来店を知らせる。今後は、サロン専売品の体験型ECコーナーの設置や、美容ブランドによるポップアップショップなど新規サービスにも乗り出す予定。

 同社副社長の大池基生さんは、自身も現役の美容師。「美容業界に13年携わってきた。日本全国の美容室の数は24万店あるといわれ、コンビニの5倍近くあるオーバーストアな業界。一方で美容師の数は50万人で、美容室のオーナーは求人が大変。朝から晩まで拘束時間が長く、休みも少なく、給料も高くない。変えないと良くないなと思った」と同事業立ち上げの経緯を話す。

 「フリーランスの美容師が集まる、シェアオフィスの美容室版。美容室を選ぶというよりは、美容師を選ぶという時代にマッチしている。独立=店を構えるという選択だったものを、よりライトに独立できるようにする。求人難や経営難で店を畳む人たちの受け皿にもなっている」とシェアサロンの利点や意義について説明する。「集客や技術の勉強会を開くなどサポートもしている。市場をつくりながら、フリーランス美容師を支援していく」と展望を語る。

 営業時間は8時~23時。

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