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渋谷パルコで「レゴ」で作った世界遺産展 清水寺、ナスカ地上絵など新作も

レゴブロックで作った「厳島神社」(=画像)は今回の会場でも展示される予定 (c)PIECE OF PEACE
LEGO,the LEGO logo and Minifigure are trademarks of the LEGO Group.(c)2020 The LEGO Group.

レゴブロックで作った「厳島神社」(=画像)は今回の会場でも展示される予定 (c)PIECE OF PEACE LEGO,the LEGO logo and Minifigure are trademarks of the LEGO Group.(c)2020 The LEGO Group.

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 2003(平成15)年に始まり国内外で約300万人を動員している「PIECE OF PEACE『レゴブロック』で作った世界遺産展」の新作展が2月22日、「渋谷PARCO(パルコ)」(渋谷区宇田川町)で始まる。会場は4階「PARCO MUSEUM TOKYO(パルコミュージアムトーキョー)」。

レゴ作品の「ピラミッド」

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 レゴブロックで作る世界遺産をメインに、クリエーターらがレゴブロックを使って創作した作品などを展示する同展。2003年の第1回を皮切りに、16年間で3回新作展を開き各地を巡回。第3回展ではアジア圏5会場で84万人を動員するなど、国内外で話題を集めてきた。チャリティー企画として会場に募金箱を置き、入場料・グッズ売り上げの一部と共に、日本ユネスコ協会連盟が行う修復などの世界遺産活動に寄付している。

 レゴブロックで緻密に再現された「世界遺産」は、レゴ公認モデルビルダーをはじめ、国内外のファンビルダーの協力を得て完成。大自然の中の世界遺産や史跡、寺院などを、写真などには無いレゴブロックならではの立体感で表現する。今回渋谷パルコに登場する新作の世界遺産は、パリのセーヌ河川(フランス、作品はノートルダム大聖堂)、アマルフィ海岸(イタリア)、ヴィクトリアの滝(ジンバブエ・ザンビア)、グレートバリアリーフ(オーストラリア)、ナスカとパルパの地上絵(ペルー)、インドの山岳鉄道群(インド)、アンコール(カンボジア、作品はナーガ・シンハ像)、古都京都の文化財(日本、作品は清水寺)。

 既存作品では、自由の女神像(アメリカ)、ロスキレ大聖堂(デンマーク)、屋久島(日本、作品は縄文杉)などを展示する。同時開催となる池袋パルコには、イエローストーン国立公園(アメリカ)、万里の長城(リメーク、中国)、ハワイ火山国立公園(アメリカ)などがお目見えする。

 会場では、TBSの番組「世界遺産」の特別編集映像を上映するほか、世界遺産活動についても紹介。JAXA(宇宙航空研究開発機構)の協力で宇宙から見た世界遺産の映像を上映するコーナーやレゴ製品のチャリティーショップ、「レゴブロック?アート」「世界遺産?アート」をテーマにクリエーター・アーティスト4人とコラボレーションしたコーナーなども展開する。

 開催時間は10時~21時(最終入館は閉館の30分前まで、最終日は18時閉場)。入場料は、大人(中学生以上)=300円、小学生=150円、小学生未満無料(渋谷・池袋2会場セットは大人=500円ほか)。

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