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八幡通り沿いの複合施設「テノハ代官山」閉館へ 2023年度めどに複合開発

「テノハ代官山」外観。冬季はイルミネーション点灯なども行ってきた

「テノハ代官山」外観。冬季はイルミネーション点灯なども行ってきた

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 代官山・八幡通り沿いの複合施設「TENOHA DAIKANYAMA(テノハ代官山)」(渋谷区代官山町)が10月31日に閉館する。

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 商業施設「代官山Loveria(ラヴェリア)」などの跡に2014(平成26)年11月28日にオープンしたテノハ代官山は、東急不動産が運営。新しいビジネススタイルとライフスタイルを「創造・提案」し、グループ事業の実験的な取り組みを行う情報発信拠点に位置付け、2019年度までの暫定利用となる「5年間限定」の複合施設として運用してきた。

 敷地面積は3877.97平方メートル。延べ床面積は7496.47平方メートル。ラヴェリア跡の「コの字」型の建物はそのままに外観は緑を増やし、商業ゾーンではイタリア食材専門輸入商社の佐勇(港区)に運営を委託するイタリアンレストラン「& STYLE RESTAURANT」、伊ローマ発のイタリアンバール「Bondolfi boncaffe(ボンドルフィカフェ)」などが営業。

 敷地内の代官山東急アパートメントは一部を、内装を自由にDIYできる賃貸借契約による「OFFICE」とし、坂に面した施設「&NEXT」では昨年6月から、東急不動産が情報発信スペース「Q’s spot(キューズスポット)」を運営。アパレルやカフェなどの期間限定店が出店してきた。

 跡地では2023年度の開業をめどに複合開発を予定している。

 &STYLE RESTAURANT、ボンドルフィカフェは施設の閉館に先駆け、10月27日に営業を終了する。

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