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国学院大で月見行事「観月祭」迫る 今年で10回目、リハーサル公開

本番と同じ装束で延喜楽(えんぎらく)を舞う学生たち

本番と同じ装束で延喜楽(えんぎらく)を舞う学生たち

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 国学院大学(渋谷区東1)で10月16日、月見行事「観月祭」のリハーサルが公開された。

笙や太鼓などの楽器を演奏する楽人の学生たち

 平安時代に貴族が行っていた「観月祭」。同大では伝統文化の継承を目的に2010(平成22)年に学生の企画で始まり、例年800人以上が観覧に訪れるという。10回目を迎える今年は、新天皇即位と改元への祝いの思いも込める。

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 開催日は今月19日。参加するのは学内の公募で集まった学生約140人で、舞や楽器の演奏(約80人)だけでなく、設営や着付けなど(約60人)も学生たちが行う。5月に稽古が始まり、本番が週末に迫ったこの日は、通し稽古として練習場内に7×7メートルの舞台を作り本番と同じ流れでリハーサルを行った。舞を踊る学生は本番と同じ衣装で、楽人(=演奏者)らは白衣白袴(はくいはっこ)姿で参加した。

 同総統括の 神道文化学部4年・中村京(みやこ)さんは、「準備や稽古(けいこ)が着々と進んでいる」と手応えを伺わせつつ、「参加する全ての学生がおのおの一生懸命に練習を重ね、心を一つにして作り上げる輝きをご覧いただきたい」と呼び掛ける。

 本番では会場の設営など裏方の仕事をするという、斎庭(ゆにわ)統括担当の神道文化学部4年・山口茜さんは皆で試行錯誤を繰り返し、今までで一番良いものを作り上げようという覚悟を感じている。斎庭統括として、演者の皆が最善の状態で臨めるよう、全力でアシストする」と意欲を見せる。

 当日の祭りでは、祭壇に秋の作物を供える「献供(けんく)」、日本古来の楽器である笙(しょう)などの三管や太鼓などの三鼓などの演奏「管絃(かんげん)」の後、男子学生3人が榊(さかき)を持って舞う「朝日舞」など5つの演目を奉納する。

 開催時間は16時~17時40分。観覧無料(14時~会場で整理券配布)。小雨決行。

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