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「渋谷スクランブルスクエア」に屋上展望施設 ライゾマの空間演出も

渋谷スクランブルスクエア(東棟)屋上展望施設「SHIBUYA SKY」のイメージ(写真提供:渋谷駅街区共同ビル事業者)

渋谷スクランブルスクエア(東棟)屋上展望施設「SHIBUYA SKY」のイメージ(写真提供:渋谷駅街区共同ビル事業者)

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 渋谷駅直上に11月1日オープンする超高層複合施設「渋谷スクランブルスクエア東棟」屋上に、展望施設「SHIBUYA SKY(渋谷スカイ)」が開設される。

46階に出店するスーベニアショップのイメージ

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 14階・45階~屋上階にわたる渋谷スカイ。14階にチケットカウンターを設置し、直通のエレベーターで45階・46階までをつなぐ。エリア最高峰となる高さ約230メートルの屋上には約2500平方メートルの屋外展望空間を設けるほか、45階・46階の2層(約3000平方メートル)にわたり屋内展望施設を整備。46階~屋上階にかけては外に出てエスカレーターと階段で上れるようにする。

 施設からは、渋谷駅前のスクランブル交差点をはじめ、360度のパノラマビューで富士山や東京スカイツリーなども一望。屋上には緊急発着用のヘリポートも整備し、利用客はヘリポート周辺の階段に座れる。同所では、クリエーティブ集団ライゾマティクス(渋谷区東2)のデザイン部門が演出を担当。デジタルテクノロジーを用い、入り口から出口までを「一貫した体験ストーリー」で演出するという。

 45階・46階には土産ショップ「SHIBUYA SKY SOUVENIOR SHOP」が出店するほか、46階にはトランジットジェネラルオフィス(港区北青山3)がプロデュース・運営を手掛けるミュージックバー「Paradise Lounge」(席数20席)がオープン。クラシックなメニューをモダンにアレンジして提供するという。

 営業時間は9時~23時(最終入場22時)。入場料は2,000円。9月1日から公式ホームページで予約を受け付ける(11月はサイトからの申込のみの完全予約制)。

 「渋谷スクランブルスクエア」は渋谷駅の真上に3棟を建設する大規模プロジェクトで、東急電鉄、JR東日本、東京メトロによる共同事業。第1期となる「東棟」は、212店が出店する商業施設、産業交流施設、オフィスなどで構成する。第2期計画として建設する「中央棟」(地上10階・地下2階)、「西棟」(地上13階・地下5階)の完成は2027年度を予定している。

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