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今秋供用開始・渋谷駅東口地下広場にカフェや都バス案内所 Wi-Fi整備も

情報発信や観光案内機能を持たせるカフェのイメージ(写真提供:一般社団法人渋谷駅前エリアマネジメント)

情報発信や観光案内機能を持たせるカフェのイメージ(写真提供:一般社団法人渋谷駅前エリアマネジメント)

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 今秋の供用開始を予定する渋谷駅東口地下広場に、カフェと都バス案内所が開設される。

渋谷駅東口地下広場のイメージ

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 渋谷駅直上に11月開業を控える大規模複合施設「渋谷スクランブルスクエア」東棟(渋谷区渋谷2)の建設工事と並行して整備が進められている駅東口エリアの地下空間。

 宮益坂中央改札近くに位置する東口地下広場(地下1階~2階レベル)は、JR線や東京メトロ銀座線など地上にある駅と、東急東横線や東京メトロ副都心線など地下にある駅を結ぶ空間で、乗り換え時の歩行者ネットワークにもなる。延べ床面積は2フロア計約1600平方メートルで、最高天井高は約6メートル。

 一般財団法人渋谷駅前エリアマネジメントが、渋谷区から都市再生推進法人の指定を受け設置するカフェと都バス案内所は、広場のにぎわい創出を目的に取り組むもので、カフェは情報発信や観光案内機能を持たせるという。渋谷区立公衆便所やフリーWi-Fi「SHIBUYA Wi-Wi-Fi」も整備することで、利便性の向上も図る。

 同法人の事務局長で東急電鉄渋谷戦略事業部事業統括部まちづくり推進課の課長、寄本健さんは「地下の空間がスクランブルのようになって、そこから街に人が出ていく、新しい交流が生まれていくにぎわいのある空間になるよう、エンターテインメントなど新しいソフトにも取り組んでいきたい」と話す。

 地下広場の整備に向け、地下を流れる渋谷川を移設したほか、雨水貯留槽も整備している。

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