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サンロッカーズ渋谷、同地区首位の千葉に大敗 伊佐勉ヘッドコーチ「完敗」

13得点アシスト4本を記録した盛實海翔選手

13得点アシスト4本を記録した盛實海翔選手

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 Bリーグ・サンロッカーズ渋谷(以下、SR渋谷)が1月30日、アウェー船橋アリーナで千葉ジェッツ(同、千葉)と戦った。観客数は4561人。

 同じ東地区に属し、首位をひた走る千葉相手に「どれだけチャレンジできるか臨んだ」(伊佐勉ヘッドコーチ)SR渋谷だったが、「優先順位として打たせていいシュート」(伊藤駿選手)であった千葉マイケル・パーカー選手やギャビン・エドワーズ選手の外角シュートを決められたほか、千葉が得意とするリバウンドから速攻を出されるなど序盤からペースをつかまれる。第2クオーター(Q)には「打てるところで打たないと自分たちのペースにならない」と伊藤駿(たかし)選手が積極的にリングを狙った。途中出場した専修大の盛實海翔(もりざね・かいと)選手も得意の3ポイント(P)シュートを2本決めるなどアグレッシブにプレーした。

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 第3Qには、ライアン・ケリー選手が3Pやフェイダウェイ(後ろに飛びながらのシュート)、ステップインなどたくみなプレーで点数を挙げた。27点差を付けられ迎えた最終クオーター、伊佐HCは、「ゲームをひっくり返せない」と判断し、今週末の2月2日・3日にも試合が控えていることから、ベンドラメ礼生選手、ロバート・サクレ選手、ケリー選手ら主力陣を温存。以降は日本人ラインアップで奮闘したが、71-106で大敗を喫した。

 伊佐HCは「スコア通り完敗。気を付けていたトランジション(切り替えの早い)オフェンスをファールで止めることを指示していたができず、ハーフ(コート)に行く前にやっつけられた」と振り返った。昨年11月に対戦した際には接戦も演じたが、「われわれの成長度合いとは雲泥の差だった」と力の差を感じた様子だった。

 この日13得点をマークした盛實選手は、ディフェンスの裏を取ったサクレ選手らにも「出せると思ったら出しちゃう」と積極的にパスを出していた。SNSなどで「セクシー」と称されるそのパスでアシスト4本を記録。「うまい具合にチームメートが動いてくれたので…。でも最後の方はターンオーバーもあったので、そこは改善すべきところ」と話した。

 このところターンオーバーが2桁の試合が続いている。伊藤選手は「今日はあおられてターンオーバーしているイメージ。あとは球際の認識の弱さ。一人一人注意するしかない」と見解を示した。

 最終Q、ポイントガードとしてチームをまとめた山内盛久選手は「ああいうシチュエーションでモチベーションを保つのは簡単なことではないが、駄目だったなららそれなりにがむしゃらにやらないと先がない」と話す。「自分がトップでプレッシャーをかけることで下の4人も触発されてディフェンスの強度が上がればと考えていた。控えが奮闘することで、主力やスタートのメンバーがより『やらなきゃけない』と感じると思うので、そういう姿をもっと見せられたら良かった」と振り返った。

 次節で当たる秋田ノーザンハピネッツには今季、2戦連敗している。伊藤選手は「今日以上に気持ちを前面に出して勝たないといけない重要な試合。しっかり備えて臨みたい」と話した。

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