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情報発信拠点「ソニースクエア渋谷プロジェクト」刷新 クリエーターらと共創の場に

約2倍の広さとなりイベントスペースとラウンジスペースで構成する店内

約2倍の広さとなりイベントスペースとラウンジスペースで構成する店内

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 渋谷モディ(渋谷区神南1)1階にあるソニーグループの情報発信拠点「Sony Square Shibuya Project」が10月18日、リニューアルオープンした。

「aibo」「プレイステーションVR」などを置くラウンジスペース

 昨年4月にオープンした同所では、「音楽」「ロボット」など1~2カ月ごとにテーマを変えながら、グループの商品やテクノロジーを活用した体験型コンテンツを展開してきた。今回、「渋谷に集まる流行に敏感な人やクリエーターとコミュニティーを形成し、『共に作る=共創』する場として強化」するためリニューアルした。

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 ソニーは同所だけでなく、同館が開業した2015年には施設外壁のビジョン「ソニービジョン」の稼働を開始。同所オープン後は、渋谷の街なかでイベントを開くなどしてきた。ソニーのブランド戦略部統括部長の森繁樹さんは「渋谷はさまざまなクリエーターやアーティストが集まる街で、そうした活動に共感する人が集まり共に文化を作っていく大きなポテンシャルがある特別な街」と位置付け、「渋谷区との連携を強化し、クリエーターや渋谷の人たちとつながりながら新たな感動を作っていきたい」とリニューアルの経緯を話す。

 面積は非公表だが、以前の約50平方メートルの倍ほどになったという。空間は、不定期的に企画を変える「イベントスペース」と、ソニーの商品の展示や体験ができるほかワークショップなども開く「ラウンジスペース」から成る。

 ラウンジスペースにはオープン時、犬型ロボット「aibo」や「プレイステーションVR」、デジタル一眼カメラ「α(アルファ)」、「ワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン」などを展示している。同スペースの展示はフレキシブルに変えていく予定で、森さんは「さまざまなコラボレーションをする時にはイノベーティブなアプローチが出てくる。火が付いた時にできた方がいいので、思い付きでいい、深く考えずにやろうと言っている」と話す。

 イベントスペースの第1弾企画は、アーティストがソニーの「マルチディメンションオーディオ技術」を使い音楽を表現する「新たな音楽体験」。現在は、音楽家・蓮沼執太さん率いる16人編成の「蓮沼執太フィル」のコンテンツを提供している。17.1チャンネルサラウンドの空間で、「Anthropocene-intro」のミュージックビデオを前面と左右の3面スクリーンで上映。映像は「外国人から見た東京」をテーマにしており、渋谷の街並みから始まる。11月4日まで。

 オープン以降、若者を中心に来店があり、約3割が外国人観光客だったという。森さんは渋谷を「フランクさとクリエーティビティーを併せ持っていて、なおかつダイバーシティーがある非常にまれな街」と表現。「ブランド戦略部のミッションは、ソニーブランドを伝えていくこと、エンゲージメントすること。商品は販売していないので売り上げは無いが、投資だと思っている」と考えを示し、「渋谷に拠点を構えられること自体がまれな機会。全くソニーを知らないで入ってくる方も多く、ファーストタッチポイントになるなら非常に意味がある」と同スペースの有効性を説く。

 営業時間は11時~21時。入場無料。

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