暮らす・働く

渋谷駅東口歩道橋、16c出口の階段閉鎖 エレベーターに行列も

渋谷警察署前の階段が閉鎖された「渋谷駅東口歩道橋」

渋谷警察署前の階段が閉鎖された「渋谷駅東口歩道橋」

  •  

 渋谷駅周辺の大規模再開発と並行して架け替え工事が進められている「渋谷駅東口歩道橋」の階段の一つが10月2日に閉鎖され、橋と地上を結ぶ唯一の動線となるエレベーター前には時間帯によって長い列ができている。

時間帯によってはエレベーター前に長蛇の列も

 今回閉鎖されたのは、渋谷駅「16c」出口付近にある渋谷警察署前の階段と明治通りに架かる旧橋部分。一連の架け替え工事に伴い、6月には国道246号線沿いに六本木方面に向かって伸びるスロープ部分も閉鎖されたことから、警察署前の歩道橋の上り下りは現在、エレベーターを使うのみとなっている。

[広告]

 国学院大学、実践女子学園などの文教地区や周辺のオフィスビルなどに向かう通行者も多いこの上下の動線。工事を管轄する国土交通省東京事務所では、来年1月以降をめどに新たに整備する階段とスロープの順次利用開始に向け、工事を進める。

 はす向かいに当たるJR渋谷駅などがある駅街区からは、「16a」出口から地下道を抜けると、エスカレーターが整備されていることもあり、2分余りで渋谷署前に。一方、渋谷ヒカリエ(渋谷2)側の一角から246をまたぎ渋谷警察署側に行こうとすると、歩道橋を渡ってエレベーターを待つことになり、時間を要することになる。

 東急線・東京メトロ線渋谷駅の利用者は地下道を使って16cに向かえるが、地下道は終電から始発までの時間帯は閉鎖されるため、この時間帯は渋谷クロスタワー(渋谷2)前の「金王坂下歩道橋」や渋谷署から少し離れた明治通りの横断歩道の利用を呼び掛けている。

 現在、渋谷警察署前で唯一の上下移動手段となるエレベーター前では日中の通行人が多い時間帯、橋(2階)から地上(1階)に下るエレベーターを待つ長蛇の列ができ、待ち時間が5分以上になることもある。

 閉鎖された旧橋部分は今月14日深夜に明治通りを車両通行止めにして撤去するほか、23日には246にまたがる旧橋部分を閉鎖し新たな橋桁とヒカリエ方面の階段・エレベーターの供用を始める。11月27日には渋谷ストリーム前の旧階段も閉鎖する。

 同歩道橋は、246と明治通りにまたがる「ロ」の字の橋などから成り、架け替え工事では幅員を広げるなどし、複合ビル「渋谷ストリーム」(渋谷3)とも直結。これまで幹線道路で駅周辺のにぎわいから分断されてきた駅南エリアへの主要な動線の役割も担う。