食べる

恵比寿に「酵素カフェ」-素材88種を発酵・熟成させた酵素使う

店舗外観

店舗外観

  • 0

  •  

 恵比寿に酵素を使った料理を提供する「KO-SO CAFE(酵素カフェ)」(渋谷区東3、TEL 03-3409-3405)がオープンして間もなく2カ月を迎える。

グリーンと焦げ茶のコントラストを基調にした店内

[広告]

 「食の改善」を研究・提案する「からだビューティ研究所」(同)が開いた同店。これまで、専門家や関係機関と連携しながらセミナーを開いてきたが、食事を通じて、近年話題になっている酵素や食そのものの「重要性を知るきっかけになれば」(中村利恵所長)と同カフェをオープン。ターゲットは 30代以上の健康志向を持つ男女。

 立地はオフィスや飲食店が多いが、「健康をうたった飲食店がまだ少ない」という印象から恵比寿を選んだ。店舗面積は51.55平方メートルで、席数は23席を用意する。野菜の「鮮やかで元気な」グリーンと、「落ち着いた」イメージの焦げ茶のコントラストを基調にした店内。「温かみのある店内」になるよう気を配りながら、「ポップでありながら、くつろげる」空間に仕上げた。

 一番の特徴は、根菜・きのこ・果実・海藻など88種の素材を熱・水を加えず発酵・熟成させ酵素原液を作り、ドレッシングやスープ、スイーツ、ドリンクなどに使うこと。オーガニッック野菜を中心としたメニュー構成で、動物性素材や卵、有製品、化学調味料は使わない。

 メニューは、そば粉・玄米粉・焙煎(ばいせん)した玄米粉を焼き上げたパンケーキに、オーガニック野菜を添えた「ハーブトマトサラダのガレットブラウンパンケーキ」(780円)、野菜とナッツを使ったパテ、酵素ピューレで作った手作りヌードルなどを盛り合わせた「KO-SO 野菜のカラフルボックス」(1,200円)、ヒジキと季節野菜に酵素ドレッシングをかける「有機豆腐とヒジキの和風サラディエール)(930円)など。客単価は1,500円前後。

 オープン後の来店客は30~50代の女性が中心で、男女比は2対8程度。中村さんは「野菜が持つパワーを味わっていただきたい」と来店を呼び掛け、「『ここに食べに来ると元気になれる』と言っていただける店にしていければ」と意欲を見せる。

 営業時間は11時30時~22時(土曜・日曜・祝日は20時まで)。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース