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「世界の朝食」を提供する料理店が青山に-2カ月ごとに変更、第2弾はメキシコ

店内の様子。中央に16人掛けの大テーブルを配置している

店内の様子。中央に16人掛けの大テーブルを配置している

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 青山キラー通りに世界の朝食を提供する多国籍料理店「WORLD BREAKFAST ALLDAY(ワールド・ブレックファスト・オールデイ)」(渋谷区神宮前3、TEL 03-3401-0815)がオープンして2カ月が過ぎた。経営は日光デザイン(栃木県日光市)。

現在提供しているメキシコの「チラキレス」

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 店舗デザインのほか、宿泊施設「日光イン」(同)、カフェバー「ル・プチ小岩」(江戸川区)を手掛ける同社3店舗目の直営店。外国人の利用が多いという日光インで、利用客と話をする中で「特に朝ごはんはその国らしいメニューになっている」ことに気付き、5年ほど利用客にアンケートを取ったほか、大使館にもアンケートを取った。同店は、そのデータを基に立ち上げた。

 店舗面積は23平方メートル。席数は16席を用意。店舗ファサードはパステルイエロー、店内天井・壁面・床はベビーピンクで塗装。店舗中央に16人掛けの大テーブルを配置している。特定の国ではないが外国にいるような内装に仕上げたという。現在、メキシコ料理を提供していることもあり、ペガサスやイチゴをかたどったくす玉人形「ピニャータ」を天井からつるしている。

 店内では、1つの国の朝食をフィーチャーし、2カ月ごとに入れ替える。第2弾となる7月・8月はメキシコ。揚げたトルティーヤにサルサソースをかけ、目玉焼きやアボカド、鶏肉、サワークリームなどをトッピングする「チラキレス」(単品=1,300円、メキシカンコーヒーまたは米とミルクのジュース「オルチャータ」付き=1,450円)などをラインアップ。定番メニューとして、イギリスとミューズリーの朝食もそろえる。客単価は2,000円前後。9月・10月はベトナムの朝食を予定する。

 オープン後は20~30代を中心に来店。男女比は8対2程度。外国人の利用も多く、同店でも出身国の朝食を聞いているという。同社木村顕社長は「食べておいしいだけでなく、その国について知っていただけるよう、テーブルにその国のリーフレットを置くなどしている。食事をしながら旅行しているような気分になっていただければ」と話す。

 営業時間は9時~22時(日曜は18時まで)。月曜定休。

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