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土鍋ご飯が主力の和食店「米福」、恵比寿東口から西口の駅近に移転

旧店で使っていた照明や装飾品を持ち込み移転前の名残を感じられるようにした店内。テーブル席とカウンター席で26席を用意

旧店で使っていた照明や装飾品を持ち込み移転前の名残を感じられるようにした店内。テーブル席とカウンター席で26席を用意

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 恵比寿西1丁目の交差点近くに10月10日、土鍋ご飯をメーンとした和食店「米福」(渋谷区恵比寿西1、TEL 03-6416-3855)が移転オープンした。経営は、「焼肉チャンピオン」などの飲食店を企画・運営するピューターズ(同)。

萬古焼の土鍋で炊き上げる「米福特選 土鍋ごはん」(950円)

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 2008年、恵比寿東口エリアにオープンした同店。旧店舗は駅から歩いて10分弱ほどの立地だったが、より多くの人が利用できるよう「よりアクセスしやすい場所」に移転。既存客が引き続き利用できるよう、同じ恵比寿エリア内に店を構えた。

 店舗面積は移転前より少し広くなった18.47坪。テーブル席に加え、カウンター席を設けたことで席数も26席に増えた。地階に位置する同店は居抜き物件だが、店内には旧店舗で使っていた照明や装飾品を持ち込むことで移転前の名残を感じられるようにした。

 主力メニュー「米福特選 土鍋ごはん」(1人前1合弱、950円)のご飯は、「飯野さんのミルキークィーン」(山形県東田川郡)や「南国育ち」(新米、高知県南国市)、「あさひの夢」(山梨県中巨摩郡)など6種を用意。「松茸の炊き込みごはん」(1,800円)などの炊き込みご飯もそろえる。同店では契約農家から玄米を直接仕入れ、毎日使う分を自家精米。炊飯テストで選んだ軟水「出羽三山」の水を使い、三重県四日市市の萬古焼の土鍋で炊き上げる。

 土鍋ご飯に合う料理として、「いくらしょうゆ漬け」(600円)や「三河濃厚卵」(250円)、しじみ汁(350円)、ホヤと「このわた」の塩辛「ばくらい」(600円)、「穴子白焼き」(1,300円)などもラインアップする。客単価は4,500円前後。

 移転後は35歳~50歳を中心に来店があり、男女比は7対3程度。「アクセスが良くなったので、以前より気軽にご利用いただいているようだ」と磯部岳史店長。「お酒にもご飯にも合う料理を用意している。家庭料理としてよく見られるメニューがほとんどだが、『ほっこりした料理』を提案していきたい」

 営業時間は18時~23時。日曜・祝日定休。

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