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表参道「エスパス ルイ・ヴィトン東京」でグループ展-国内アーティスト5人の新作

場内には立体、映像など異なるアプローチの作品が並ぶ©Louis Vuitton / Jeremie Souteyrat Courtesy of Espace Louis Vuitton Tokyo

場内には立体、映像など異なるアプローチの作品が並ぶ©Louis Vuitton / Jeremie Souteyrat Courtesy of Espace Louis Vuitton Tokyo

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 表参道沿い「ルイ・ヴィトン表参道店」(渋谷区神宮前5)7階のアートスペース「エスパス ルイ・ヴィトン東京」(TEL 03-5766-1088)で現在、グループ展「Cosmic Travelers-Toward the Unknown(コズミック・トラベラーズ-未知への旅)」が開催されている。

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 同所初のグループ展で、初めて日本人アーティストの作品を紹介。アーティスト原口典之さんをはじめ、異なる2世代のアーティストをフィーチャーする。「Cosmic Travelers」は「五感や直観、感情、そして思考を伴う肉体と精神の旅をする者」を意味するという。

 原口さんは廃油の作品のバリエーションとして黒い粘性液体を使い、それぞれ「密接に」関連した3つの作品で構成する「Triad」を制作。佐藤允さんは「神」をテーマにした作品で、変形し断片化した体部位の「屈折した」融合、切り開かれた内臓と体、「未知の」生き物、人間・昆虫・動物の顔で構成する「Omen」のほか、「宇宙」をテーマにした作品を公開制作する。完成は4月上旬を予定。

 塩保朋子さんは細かく紙を切り、切り絵を水滴、泡、細胞といった「自然の要素」を基にした、長さ8メートル・幅2メートルの和紙作品「Flowing Sky」と、穴を開けた丸い合成紙を重ねた立体コラージュから成る「Bubbles」の2作品を展示。マルチメディアアーティストである高木正勝さんは映像作品「Anyura」を、渡辺豪さんは台所の流し台に積み重ねられたカップとボウルの風景のアニメーション「ひとつの風景の旅」を、それぞれ制作した。

 開館時間は12時~20時。入場無料。5月6日まで。

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