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山種美術館創立45周年記念展-重要文化財など45点

重要文化財の速水御舟「炎舞」1925(大正14)年、絹本・彩色。山種美術館

重要文化財の速水御舟「炎舞」1925(大正14)年、絹本・彩色。山種美術館

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 山種美術館(渋谷区広尾3、TEL 03-5777-8600)で現在、創立45周年記念特別展「ザ・ベスト・オブ・山種コレクション」が開催されている。

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 1966(昭和41)年、山種証券(現・SMBCフレンド証券)の創始者である山﨑種二が個人で集めたコレクションを基に、日本初の日本画専門の美術館として開館した同館。1998年には、設備の老朽化に伴い創業地日本橋から桜の名所・千鳥ケ淵近くに仮移転。現在の建物は2009年に竣工、同年10月に再オープンした。

 同館のコレクションは奥村土牛、加山又造、平山郁夫など明治から平成までの「画壇をリードしてきた」作家の日本画を中心に、「質・量ともに国内外随一」を誇る日本画家・速水御舟のコレクション、江戸絵画、東洲斎写楽や葛飾北斎などの浮世絵、近代の洋画など。

 期間中、重要文化財の「炎舞」(速水御舟)や同館のために制作された「満ち来る潮」(東山魁夷)、「満月光」(加山又造)、「鳴門」(奥村土牛)、「子供立像」(小出楢重)、「レストラン(オ・レヴェイユ・マタン)」(佐伯祐三)など、同館所蔵品約1800点の中から45点を展示している。

 開館時間は10時~17時(入館は16時30分まで)。月曜休館(1月9日は開館、10日は休館)。入館料は、一般=1,200円、大学・高校生=900円、中学生以下無料ほか。2月5日まで。

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