原宿にハワイのパンケーキカフェ「エグスンシングス」-国内初出店

「Eggs ’n Things 原宿店」がオープン。白や茶色を基調に仕上げた同店の1階

「Eggs ’n Things 原宿店」がオープン。白や茶色を基調に仕上げた同店の1階

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 神宮前交差点近くに3月10日、ハワイ発のパンケーキカフェ「Eggs ’n Things(エグスンシングス)原宿店」(渋谷区神宮前4、TEL 03-5775-5735)がオープンした。経営はEGGS ’N THINGS JAPAN(同)。

「エッグスンシングス原宿店」の外観

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 現在ハワイに1店舗を構えている同店。1974年にオアフ島で誕生し、地元の人をはじめ、観光旅行客なども多く訪れる店として知られる。「All day Breakfast」をコンセプトに、昼夜問わず「ボリューム感のある」朝食メニューを提供。グアバやココナツ、メープルなどのシロップ、ケチャップなどの調味料を使い、味をカスタマイズできる。

 海外初出店となる同店。タリーズコーヒージャパン(新宿区)創業者の松田公太さんが、以前より「アメリカの朝食スタイルを日本に広めたい」と考えていた。2008年ごろ知人を通じて日本国内での店舗展開の話を受けたことがきっかけ。松田さんは、もともとエグスンシングスの「大ファン」でもあったことなどから国内展開を決意。今回、国内初となる店舗を立ち上げた。

 ジェネラルマネジャーの荻野忍さんは「(原宿の街は)老若男女問わず都心にお住まいの方、観光でいらっしゃる方などより多くの方にいらしていただきたいと考えた。そこで、情報発信基地である原宿に1号店をオープンすることに決めた」と話す。

 店舗面積は1階・2階合わせて285平方メートル(内テラス=58平方メートル)。席数は、1階・2階合わせて104席を用意(うちテラス席は24席)。「ハワイの店も意識」した店内は白や深緑、茶色を基調とし、空間全体では「アットホームな雰囲気」を演出する。

 メニューは、「ストロベリーホイップとマカデミアナッツ」「パイナップルホイップとマカデミアナッツ」(以上1,050円)、「バナナ」「チョコレートチップ」(以上各800円)などの「パンケーキ」や、「ビーフステーキ’nエッグス」(1,400円)や「ハム’nエッグス」(950円)」、「コーンビーフハッシュ’nエッグス」(1,200円)などの各種肉料理にSC(いり卵)・UP(目玉焼き)・OE(半熟)・OH(黄身を崩して、しっかり)など調理方法が選べる卵が付く「ミート’nエッグス」、「ホウレン草、ベーコンとチーズ」(1,200円)や「スパムと青ネギ」(1,100円)、「ベジタリアン(ミックス野菜)」など中身が選べる「オムレツ」は、チーズが入っているオムレツはチェダー・モッツアレラ・ペッパージャックの3種からチーズが選べる。「ミート’nエッグス」「オムレツ」共に、ライス・トースト・ポテトから一種付け合わせを選択できる。

 ディナー(18時~)では「ナチョス」「ロコモコ」「ハワイ風炒飯」(上記各1,000円)や「サーモンのロミロミ(ちぎり)」「ケージャンスパイスポテト」(以上各800円)など日本オリジナルのメニューも提供。客単価は、ランチ=1,500円、ディナー=2,500円を見込む。

 2月26日からテストオープンをしていた同店。荻野さんは「20~40代女性の来店が多かった。ハワイの店に通っていた方や行ったことのある方などが『懐かしい』『子どものころから通ってた』と来店いただくこともあった」とし、「老若男女問わずハワイ好きの方に、パンケーキや卵料理を楽しんでいただける店にしたい。当店を通じてハワイをもっと好きになっていただければ」と話す。

 営業時間は9時~22時30分。

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