日時:2026年11月18日(水)、13:00〜17:30(予定)※途中退場可
場所:esports 銀座 studio(東京都中央区銀座1-11-1)
東京高速道路株式会社(本社:東京都中央区銀座1−3先、取締役社長:加藤 浩)は、2026年11月18日(水)13時より「esports 銀座 studio」にて、一般の方も参加可能な「Roof Park Forum 2026」を開催します。当日は都市計画、建築、デザイン、エリアマネジメントなどの分野で活躍する国内外の専門家やプロジェクト関係者ら約20名が登壇。一般参加者を含む、およそ150名の来場を予定しています。

2025年実施の様子(写真:TOKYO PHOTOGRAPHIC RESEARCH)
当社が管理・運営を行ってきたKK線(旧東京高速道路)は、都心の中心に位置し、京橋・銀座・新橋にまたがる全長約2kmの旧高速道路です。2025年4月、66年にわたる車のための交通インフラとしての役割を終え、現在は「人とまちのための新しい都市空間」への再生を目指す「Roof Park Project」を推進しています。今年で5年目を迎える本プロジェクトでは、今後は2030年代から2040年代にかけて段階的に整備を進めながら、周辺地域とのつながりを育み、都市における公共空間の新たな価値や、この場所ならではの魅力の創出を目指していきます。
この度、Roof Park Projectの一環として「Roof Park Forum 2026」を開催します。本フォーラムでは、これまでのKK線上での取り組みを振り返るとともに、様々な視点から本プロジェクトの価値や意義を捉え直し、今後の展望を考えます。
当日は、2020年11月のKK線既存施設のあり方検討会の座長を務められ、現在プロジェクトアドバイザーを務める東京大学教授(都市計画学)の出口敦氏による基調講演を通じて、検討会の提言からの経緯を踏まえ、KK 線が持つ固有の価値や可能性および課題を掘り下げます。さらに、本プロジェクトのクリエイティブコンダクターを務める株式会社アブストラクトエンジン代表取締役の齋藤精一氏、ニューヨーク市都市計画局で長年にわたり都市計画に携わってきたWinston R. Von Engel氏など、国内外の都市計画やまちづくり、デザインなど多様な分野の専門家を迎え、この場所の価値を持続的に育んでいくための運営・運用の仕組みや、この場所で生まれるさまざまなアクティビティの可能性についても議論。多様な視点を交えながら、KK線がどのような場所になっていくのか、その実現に向けて何が必要なのかを問い、将来の姿をともに考えていきます。
東京の都市再生が大きな転換点を迎える中、約2kmにわたる既存インフラの可能性を探る本フォーラムにぜひご参加いただけますと幸いです。
Roof Park Forum 2026 開催概要 ※途中入退場可
日時:2026年11月18日(水)13:00〜17:30 (受付開始 12:30〜)
場所:esports 銀座 studio(東京都中央区銀座1-11-1)
参加方法:Peatix のイベントページから申し込み(https://roofpark-forum2026.peatix.com)
参加費:無料
<昨年の様子>




写真:TOKYO PHOTOGRAPHIC RESEARCH
<プログラム>

主な登壇者プロフィール
出口 敦|東京大学執行役・副学長、大学院新領域創成科学研究科教授
1990 年東京大学大学院博士課程修了(工学博士)。東京大学助手、九州大学助教授、同大学教授を経て、2011年より東京大学教授。東京大学にて総長特任補佐、研究科長を歴任、2024 年に執行役・副学長。専門分野は都市計画学、アーバンデザイン。2015年度・2016 年度日本都市計画学会石川賞など受賞多数。日本都市計画学会会長(2020〜2021 年度)、APSA(Asia Planning Schools Association)Secretariat General などを歴任。KK線再生プロジェクトアドバイザーを務める。
Winston R. Von Engel|ニューヨーク市立ハンタースクール教授
ニューヨーク市の都市計画において長年にわたり要職を歴任し、地域開発やゾーニング(土地利用規制)を主導。2014年9月から2022年5月までブルックリン支局長として、都市計画・デザインの専門家や行政スタッフのチームを統括し、イーストニューヨークのコミュニティ調査や、ブルックリン南部の気候変動対策・防災計画などの大規模プロジェクトを指揮した。2022年6月から2025年5月までは上級政策顧問を務め、都市計画局の意思決定や政策提言に携わった。
後藤 太一|リージョンワークス合同会社代表社員
東京生まれ。1992年、東京大学都市工学科卒業後、鹿島建設株式会社に勤務。1997年、カリフォルニア大学バークレー校都市地域計画学科修了後、ポートランド都市圏自治体「メトロ」成長管理局に勤務。2003年に福岡へ移住し、エリアマネジメント、都心再生、地域経済開発などの推進主体を立ち上げ、軌道に乗せる。その後、神山町、渋谷、福井など各地で地域連携やエリアマネジメントの構築と推進に関わる。全国エリアマネジメントネットワーク副会長、International Downtown Association理事、一級建築士、米国認定都市計画士(AICP)。著書に『経営戦略としての都市再生―チームによるエリアマネジメントの実践と手法』(学芸出版社、2025年、第16回不動産協会賞)など。
長谷川 隆三|株式会社フロントヤード代表取締役
1999年東北芸術工科大学大学院修了、デンマーク王立芸術アカデミー研究生を経て(株)エックス都市研究所に入社、都市計画マスタープランの他、環境まちづくり、エリアマネジメント等、主に都市の付加価値、機能を考える業務に従事。2014年に(株)フロントヤードを設立、札幌都心や東京大丸有地区のエリアマネジメントに関する戦略づくりに係わると共に、エリアマネジメント組織のネットワークである全国エリアマネジメントネットワークの事務局も務める。2022年からは有楽町アートアーバニズムYAUのマネジメントを担い、都市とアーティストの共創を模索中。
松井 明洋|メディアサーフコミュニケーションズ株式会社 代表取締役
1982年生まれ。都市の編集者集団、MEDIASURF代表。 文化と経済を繋ぎ、都市を編む。 日本橋兜町の「K5」「Omnipollos Tokyo」「B」「景色」等も企画運営。単体の場所だけでなく、それらをマクロの視点で捉え直し、面としてどう魅力的にするかを考える。それを「都市の編集」と呼び日々精進。 東京とストックホルムをベースに世界中を回り都市の定点観測が趣味。
名畑 恵|錦二丁目エリアマネジメント株式会社・代表取締役/NPO法人まちの縁側育くみ隊・代表理事
愛知県春日井市生まれ。故・延藤安弘氏に師事。学生時代から歴史文化遺産を活かした市民主体のまち育てに取り組む。名古屋市都心部・錦二丁目では、都心コミュニティによる新しい自治を目指し、地域の人々とともにエリアマネジメント組織を立ち上げる。再開発と連動した公共空間の創出や、地域の交流拠点「喫茶七番」の運営、持続可能な仕組みづくりなど、地域主体のまち育てを実践。全国各地でも、住民参加や公民連携によるまち育ての合意形成支援、ワークショップの企画・ファシリテーションなどに携わる。
長田 新子|一般社団法人渋谷未来デザイン 理事・事務局長
AT&T、ノキアを経て、レッドブル・ジャパンでコミュニケーション統括責任者、マーケティング本部長(CMO)としてブランドの確立と市場浸透に従事。2018年より、渋谷区が設立した産官学民の共創組織「渋谷未来デザイン」理事・事務局長として、都市の多様な可能性をデザインするプロジェクトを推進。スポーツ、ウェルネス、防災など幅広い分野に取り組み、「バーチャル渋谷」「AIR RACE X」を手がける。Metaverse Japan代表理事、日本ダンススポーツ連盟理事などを兼任。著書に『アスリート×ブランド』、渋谷未来デザイン編著に『変わり続ける! シブヤ系まちづくり』。
酒井 謙介|一般財団法人東京マラソン財団 事務局次長
慶應義塾大学文学部卒業。株式会社日立製作所、東京都庁を経て、2014年より一般財団法人東京マラソン財団に所属。2017年の東京マラソンのコース変更や東京レガシーハーフマラソンの創設に携わり、2026年より事務局次長に就任。
YOSHIROTTEN|アーティスト/アートディレクター
「未知なるもの」への尽きせぬ関心を根底に、ファインアートと商業美術、デジタルと物質、都市文化と自然世界を往来するアーティスト。代表を務める「YAR」では、Hermes、Jaguar、山下達郎ほか国内外のブランドや音楽家と協業。「見えないものの可視化」を軸に、地球や天体、風土、色彩や視覚に関する実証的リサーチとS.F.的想像力を融合した作品を制作。2024年、鹿児島県霧島アートの森で自身初の公立美術館個展を開催。海外でも展示を行う。2026年10月30日〜2027年1月11日、TOKYO NODEにてJAXA協力のもと、天体観測データを用いた「宇宙アート」作品群を含む過去最大規模の個展「ヨシロットン展 彼方との交信/BEYOND EARTH」を開催する。
<共創プラットフォームメンバー>
齋藤 精一|株式会社アブストラクトエンジン代表取締役/共創プラットフォーム クリエイティブコンダクター
色部 義昭|Nippon Design Center, Inc. 代表取締役/アートディレクター
倉本 仁|JIN KURAMOTO STUDIO代表取締役/プロダクトデザイナー
小西 利行|Pool inc. Founder、クリエイティブディレクター・コピーライター
永山 祐子|Yuko Nagayama & Associates代表取締役/建築家
伊藤 総研|合同会社itskn代表/プランナー/編集者
米田 大典|三菱地所株式会社 丸の内開発部
永田 大輔|株式会社三菱地所設計 デザインスタジオ チーフアーキテクト
花木 万里子|東京高速道路株式会社 常務取締役企画統括部長兼プロジェクト推進室長
Roof Park Projectについて
KK線(旧東京高速道路)は、クルマのための場所から、人がワクワクして楽しめる場所へ生まれ変わります。Roof Park Projectは、これからのKK線や都市のあり方を、周辺に暮らす方々をはじめ、東京の未来を見つめる方々とともに考え、実験を重ねながら、ゆっくりとかたちにしていくプロジェクトです。KK線再生プロジェクトを、「Roof Park Project」としたのは理由があります。ひとつは、このプロジェクトはKK線の上部空間だけの話ではないからです。KK線の下には個性豊かな380のお店が軒を連ね、周辺には活気あふれるまちが広がっています。私たちはKK線を、周辺のまちやお店をつなぐ“屋根(Roof)”のような存在と捉え、周辺のまちと一体となり、あるべき姿を考えていきます。プロジェクトを通して“屋根”のようにまちとまちをつなぎ、“公園”のように人々にひらかれた場をつくりたい。そんな思いを込めて、「Roof Park Project」と名付けました。
公式HP:https://roofpark.com/ja/about/
Instagram:https://www.instagram.com/roofpark_/
都心のど真ん中に約2kmにわたって存在する特異な立地は、元自動車専用道路であるKK線(旧東京高速道路)の最大の特徴です。料金所や標識、路面などの痕跡もそのまま残されており、これまで映画上映や車両展示、音楽番組の撮影、アーティストのミュージックビデオ撮影などにも場所を提供してきました。Roof Park Projectとしては、「Roof Park Fes & Walk」というイベントを2年続けて開催しています。さまざまなプログラムを実施し、この場所の活用について検証しています。