「GOODBYE BAD HALLOWEEN(さよなら迷惑ハロウィーン)」のメッセージを渋谷区が打ち出す中、渋谷駅周辺で6年ぶりとなる土曜日にハロウィーン本番を迎えた。
渋谷センター街で駅方面に向かう人の一方通行=渋谷ハロウィーン
区では、路上での飲酒や喫煙、ごみのポイ捨て、騒音、通行の妨げとなる仮装姿での写真撮影などが「本来のハロウィーンの楽しみ方ではない」として、今年は「迷惑ハロウィーンはもうやめよう」の思いを込め、「GOODBYE BAD HALLOWEEN」のメッセージを、渋谷駅前の憲章ボードや渋谷駅周辺の街路灯などのメッセージフラッグで打ち出してきた。
渋谷区などは前日の30日と併せて2日間にわたり対策を打つ。両日、ハチ公前広場など約10カ所に監視台を設置。民間の警備員を導入し、「立ち止まらないでください」と呼びかけながら滞留の抑制を図る。渋谷駅周辺では夜間の路上飲酒が通年禁止されているが、31日夜は周辺店舗に酒類の販売自粛も区が要請している。
特に混雑が予想される渋谷センター街の入り口付近に位置する「SHIBUYA TSUTAYA」は当日19時に営業を追えたほか、渋谷センター街・バスケットボールストリートにある「バーガーキング」は、シャッターに大きく「臨時休業」と書き、終日休業した。
スクランブル交差点では警察が21時台から斜め横断規制を行うなどして厳重に警戒する中、ハチ公前広場から渋谷センター街方面にかけてのエリアは今年も多くの人で混雑した。渋谷センター街入り口付近は中央には今年もフェンスを置き、駅からセンター街に向かう歩行者と、駅に向かう歩行者をそれぞれ一方通行で誘導し、混雑の抑制を図った。
コスプレ姿の人は今年も全体的に少なかったが、コスプレをしている人の中の外国人の比率は高かった。バスケットボールストリートを中心に混雑は続いたが、Xでも「人は多いが歩けないほどじゃない」という投稿も見られた。
一方、ハチ公前広場では、人流整備や銅像保護を目的にハチ公像が仮囲いのバリケードで囲われた様子を見て、がっかりする観光人観光客の姿もあった。バリケードは1日17時ごろまで設置される。