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渋谷に米粉イタリアン「青山GOTOKU」-マッコリとのマリアージュも

「入りやすさ」を考えガラス面を大きくしたファサード

「入りやすさ」を考えガラス面を大きくしたファサード

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 渋谷・青山通り沿いに11月20日、米粉イタリアン「青山GOTOKU」(渋谷区渋谷2、TEL 03-3409-0061)がオープンした。経営はエス・エフ・シー(横浜市中区)。

白と木材を基調にした店内

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 IT関連事業とマッコリの輸入・販売を手掛ける同社はマッコリの市場拡大を図るため、昨年11月に初の飲食事業としてマッコリバー「MACCORURI」(中区)をオープン。同店の7割が女性客であったことから、2店舗目となる「青山GOTOKU」は「女性を対象とした飲食店」というコンセプトから検討。「マッコリとの相性」などからイタリアンを選び、通常小麦粉を使うところ米粉を使うことで、マッコリとの「結び付き」を強くした。コアターゲットは20~50代の働く女性。

 店舗面積は1階と中2階の2フロアで31坪。席数は40席。「入りやすさ」を考えファサードはガラス面を大きくした。明るさや清潔感を意識し、外観・内装共に白や木材を基調に仕上げた。1階はカフェ、中2階はダイニングのようなイメージで、シーンに合わせ使い分けできるようにした。

 15社から選んだ日の本製粉の米粉「ソアリス」を使い、ジャガイモをつなぎに使ったニョッキを作った。モーニング(7時~11時)には、米粉クロワッサンや3種から1つ選ぶ米粉ニョッキのスープ、ドリンクが付く「米粉ニョッキのスープモーニング」(609円)などを、ランチ(11時~15時)には、3種から1品選ぶ米粉パスタや米粉ニョッキのマルゲリータなど5品の「米粉パスタランチ」(1,334円)など、それぞれ3種を用意。

 ディナーには、「米粉ニョッキのオニオンスープ」(504円)や「米粉ニョッキとごろごろチキンのパンプキンスープ」(609円)など8種のニョッキのスープのほか、岩手県・山形村の生産者から直送される短角牛を使うローストビーフ(1,554円)など短角牛の料理、「一口サイズのチキンライスコロッケ」(504円)などの一品料理などをそろえる。ドリンクは、3カ月長期熟成したという無添加のライスワイン(=プレミアムマッコリ)「ジャヒヒャン」(ボトル=2,835円、グラス=714円、上澄み=788円)をはじめとするマッコリ6種や、ワイン(399円~756円)、ビール(504円または578円)などをラインアップ。想定客単価は、ランチ=1,200円、ディナー=食事利用で1,500円、飲酒込みで4,000円弱。

 同社新規事業開発グループマネジャーの今城正人さんは「『働く女性を応援したい』というのがコンセプト。1日に何度も来ていただけるような店づくりをしていきたい」と話す。

 営業時間は7時~23時。

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