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渋谷にシェアライブラリー「co-ba library」-本を「提供者別」に配置

(左から)「歴史的」な書籍類を集積するスペース、「co-ba」入居者が持ち寄る書籍類を集積するスペース、雑誌などを紹介するスペースの3つのスペースで構成する。写真は模型=設計:中村真広、山道拓人、西村萌

(左から)「歴史的」な書籍類を集積するスペース、「co-ba」入居者が持ち寄る書籍類を集積するスペース、雑誌などを紹介するスペースの3つのスペースで構成する。写真は模型=設計:中村真広、山道拓人、西村萌

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 渋谷駅新南口近くに5月7日、シェアライブラリー「co-ba library(コーバライブラリー)」(渋谷区渋谷3)がオープンする。運営はツクルバ(上原3)。

フロア内ではイベントなども開けるようにする

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 同社が昨年12月にオープンしたクリエーター向けのコワーキングスペース「co-ba(コーバ)」(同、TEL 03-6811-7179)の上の階に開くもので、「co-ba」の利用者が100人を超え、キャパシティーの問題もあり多店舗展開などを考えていた中、同ビルのオーナーから空いていた上の階を使い「街に根づいた何かができないか」と提案を受け、ライブラリーのオープンを決めた。

 店舗面積は約122平方メートル。空間は雑誌など流動的な情報を提供するほか、出版社などへの貸し出しも予定するスペース(エントランス近く)、「co-ba」入居者が持ち寄る書籍類を集積するスペース(中央)、「歴史的」な書籍類を集積するスペース(奥)の3つのスペースで構成。フロア内には小学校で使われている机・椅子を置くほか、カウンターを含め40~50席を用意する。Wi-Fi、電源も完備。スペース内ではイベントなども開いていく予定。

 「co-ba」入居者限定で中央のスペースに「My本棚」を持つことができ、書籍は「提供者別」に配置。個別間で貸し借りが可能で、仕切り板に提供者の名前などを掲出することで、提供者と来場者がコミュニケーションを図ることができるようにする。収容書籍数は最大約4000冊。オープン当初は約100人が持ち寄った1000冊ほどを収容予定。「co-ba」入居者以外でも利用できるスペースとして「会員制とパブリックスペースの間」と位置付ける。

 同社は「co-ba」オープンの際にマイクロ・パトロン・プラットフォーム「CAMPFIRE(キャンプファイヤー)」で支援を募り138人から75万円以上の支援額を集めた。「行政サービスを自分たちの手で作る、『自分事化する』のが一番のポイント」という今回もCAMPFIREで100万円を目標に支援を募っており、開始当日の19日現在、すでに60 万円以上が集まっている。

 「僕たちは人と人が出会い、つながるコミュニティーの場を創造している。コワーキングスペースもライブラリーもその一つのかたち」と同社CEOの村上浩輝さん。「co-ba」利用者は30代半ばが中心で、ライターやデザイナー、エンジニアなどウェブ系の仕事に携わっている人が多く、1割弱は外国籍だという。

 「コワーキングスペースは仕事をする場なので、仕事の話が中心になってしまうが、本は提供者の趣味や属性が表れるもの。人が主役で、人の代わりに本を並べる。本を介して人と出会える空間にしたい。入居者が変われば並ぶ本も変わる。(「co-ba」には)多様な人がいるので、想定外の本と出合える場所になるのでは」とも。

 開館時間は10時~19時。入場料は、co-ba入居者は無料、それ以外は1日2,000円。オープン後、年間1万人以上の利用を見込む。

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