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代官山「モンキーギャラリー」で休廊前の企画展-作家7組の作品一堂に

壁面にライブペインティングを行う絵子猫さん(手前)と藤井華丸さん(奥)

壁面にライブペインティングを行う絵子猫さん(手前)と藤井華丸さん(奥)

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 代官山のギャラリー「MONKEY GALLERY(モンキーギャラリー)」(渋谷区猿楽町、TEL 03-3780-0812)で現在、企画展「HERE AND HERE ここから~そしてまたここから」が開催されている。

場内では平面や立体など作家7組の作品を展示する

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 トートバッグブランド「ROOTOTE(ルートート)」を展開するスーパープランニング(本社=静岡県浜松市)が運営する同ギャラリーは2004年にオープン。今回、建物の老朽化による建て替え工事が決まり、それに伴い休廊が決まった。同展は現在のギャラリーで最後の企画となる。

 同ギャラリーや同ブランドに「縁の深い」アーティストが参加。アーティストユニット・MireyHIROKI、マルチクリエーターのAce Moriさん、現代美術作家の渡辺おさむさん、ミュージシャンのサカノウエヨースケさん、イラストレーターでグラフィックデザイナーのToyさん、イラストレーターの絵子猫さん、イラストレーターでミュージシャンの藤井華丸さん(ウサギター)の7組。

 作品は、平面や立体など各アーティストのオリジナル作品や、アーティストがルートートのトートバッグをキャンバスにした作品などを展示。休廊前最後の企画展ということもあり、「今『ここ』でしか実際に見ることができない」作品として、エントランスや階段部分、壁などはAce Moriさんが、壁面は絵子猫さんと藤井さんが、それぞれライブペインティングを行った。

 同社神谷敬久社長は「デザイン事務所として始まり、いろいろな方に支援いただいてきた。おこがましいが、恩返しとして若いアーティスト支援したいとギャラリーを始め、いろいろなアーティストを発信できたと思う」と振り返り、今回の展覧会について「ひとりのアーティストに偏らず、いろいろなかたちの作品を絞り込んで展示している。肩肘張らずに気楽にご覧いただければ」と話す。

 リニューアル後に関して、「売るだけでなく、ものづくりの背景・できる過程も大事なので、ネットワークや交流を大事にしていきたい。(新しい空間では)映像や音楽など含め、マルチなアートを発信できる空間にしていけたら」とも。

 開催時間は13時~20時。入場無料。今月15日まで。リニューアルオープンは約2年後になる予定。

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