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渋谷センター街に「ヴィレッジヴァンガード」旗艦店-単独出店へ

大倉店長らが「ハチ公」と呼んでいる巨大なパンダのぬいぐるみ(約160センチ、約25万円)が来店客を出迎える

大倉店長らが「ハチ公」と呼んでいる巨大なパンダのぬいぐるみ(約160センチ、約25万円)が来店客を出迎える

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 渋谷センター街・「H&M渋谷」裏手に11月18日、複合書店「ヴィレッジヴァンガード渋谷宇田川店」(渋谷区宇田川町、TEL 03-5728-4227)がオープンする。経営はヴィレッジヴァンガードコーポレーション(名古屋市名東区)。

47都道府県のカレーを集積したコーナー

 1986(昭和61)年創業のヴィレッジヴァンガードは、「遊べる本屋」をキーワードに書籍やCD、雑貨などを取り扱う複合型書店。渋谷エリア2店舗目、同社直営359店舗目(ダイナー含め)となる同店は旗艦店と位置付ける。これまで、ファッションビルなどからの依頼を受け出店することを中心としてきたが、店舗展開を重ねていくには「路面の開発が必要」と考え、これまで出店が少なかった都心を中心とした「一等地」に広めの店舗を構え、ヴィレッジヴァンガードの持つ「集客力の発揮」を図る。

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 地下1階に位置する同店の店舗面積は約180坪で、従来の店舗平均約90坪の2倍の規模となる。間接照明を多く取り入れた店内は、店舗滞在時間が長くなるよう「迷路のように」構成。エントランスでは、スタッフらが「ハチ公」と呼んでいる巨大なパンダのぬいぐるみ(約160センチ、約25万円)が来店客を出迎えるほか、鳥居を設置するなど「仕掛け」を用意する。

 取扱商品の選定を各店の店長らに任せていることから、MD(マーチャンダイジング)が異なるヴィレッジヴァンガード。渋谷には「何でもある」ことから「品ぞろえで勝負しても勝てない」と判断し、「遊べる本屋とうたっている」ことなどから同店では書籍を多くそろえる。ターゲットは「ちょっと背伸びしたい大学生」。商品例は、手軽に揚げ物を作ることができる「卓上電気フライヤー」(3,675円)や「のびのびカラー竹馬」(4,620円)、47都道府県のカレー(中心価格500円~800円)、「便器のカタチのカレー皿」(1,260円)など。同店で最も低価格の商品は、大きさ5ミリ程度の赤ちゃんの形をしたフィギュア(32円)。

 ユニークなデザインが特徴のTシャツウェブショップ「TEE PARTY」のTシャツ(3,675円)を実店舗で「初めて」扱うなど同店ではアパレルも強化していく予定で、アニメや漫画のキャラクター物は基本的に扱っていないのも特徴の一つ。店舗限定商品は、「462」という同店の店番号が入ったホテルキーホルダー(小=609円、大=1,029円)のほか、京王井の頭沿線各駅と東急田園都市線・渋谷駅~たまプラーザ駅間各駅の「I ■(=ハートマーク)」ステッカー(294円)をそろえた。

 店長は大倉丈弥さん。営業部長として各店を見てきた後、7年ぶりに店長に復帰した。「大人が楽しめる店にしていきたい。ブームを追っていくのではなく、当店からこの次のムーブメントを作っていきたい」とし、「下北沢店の売り上げを抜く店舗がいまだにないので、旗艦店として抜いていきたい」と意欲を見せる。「他のヴィレッジヴァンガードと違うと思ってもらってナンボ」と、体制が整い次第、初の試みとなる「朝5時までの営業」も来春ごろから考えているという。

 営業時間は10時~24時。

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