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村上春樹さん原作映画「パン屋再襲撃」、写美でワールドプレミア上映へ

村上春樹さん原作の短編映画「パン屋再襲撃」(2010年、メキシコ、カルロス・キュアロン監督)

村上春樹さん原作の短編映画「パン屋再襲撃」(2010年、メキシコ、カルロス・キュアロン監督)

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 村上春樹さんの短編「パン屋再襲撃」をメキシコ人監督カルロス・キュアロンさんが映画化した同名のショートフィルムが10月28日より、東京都写真美術館(恵比寿ガーデンプレイス、TEL 03-3280-0099)でワールドプレミア上映される。

 国際短編映画祭「ショートショートフィルムフェスティバル& アジア」と連動し、同祭の受賞、ノミネート作品を中心にアジアの短編映画などを上映するイベント「フォーカス・オン・アジア」内での公開。同イベントでのクリエーター向けワークショップに、キュアロン監督、プロデューサーのルーカス・アコスキンさんを招くことから、今回の上映が実現した。

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 「パン屋再襲撃」は1986(昭和61)年に村上さんが発表した同名短編集(文藝春秋刊)からの一編。新婚夫婦が真夜中に空腹を抱え、空腹の原因である「呪い」を解くためにパン屋を襲撃しに出かけるストーリーで、コメディータッチで描かれる「ナンセンス」な世界観が特徴。キュアロン監督自身も同作の「ファン」(ショートショートアジア実行委員高橋秀幸さん)といい、映画版では、「スパイダーマン」シリーズなどのヒロイン役で知られるキルスティン・ダンストさんが新婦役を演じる。

 同イベントではそのほか、当時13歳の少年監督仲村颯悟(りゅうご)さんが沖縄で制作し、現在続編も公開される話題作「やぎの散歩」や、大眉俊二さんの短編アニメ「焼肉」、警備員の恋を描いたフィリピン映画で、アジアインターナショナル部門で優秀賞を受賞した「ボンサイ」など、アジア関連の14作品を2プログラム構成で公開する。

 「アジアの『色香』の漂う作品が集まった。近年盛り上がりつつあるアニメーションにも焦点を当てたラインアップ」(高橋さん)。

 入場料は1プログラムあたり当日一般1,500円(「パン屋~」はAプログラムで上映)。10月31日まで。

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