恵比寿に複合飲食施設「えびす一棟地」-ダイヤモンドダイニングが一挙4店舗

「ギャップのある」4店舗で構成する複合飲食施設「えびす一棟地」の外観(イメージ)

「ギャップのある」4店舗で構成する複合飲食施設「えびす一棟地」の外観(イメージ)

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 都内を中心に多業態の飲食店を展開するダイヤモンドダイニング(港区)は7月16日、恵比寿に4店舗から成る複合飲食施設「一棟地」(渋谷区恵比寿南1)をオープンする。出店場所は恵比寿銀座入口近くで、ビル1棟(1階~5階)の計80.60坪に4店舗を展開する。

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 1階はくし揚げ専門店「あげ坊主」(TEL 03-5768-4355)。店舗面積は17.3坪で、35席(うちカウンター席11席)を用意。壁面は下地材の構造用合板やモルタルなどをむき出しのままで使い、「築30年の歴史」を感じさせる店内は「大衆的な雰囲気」を醸し出す。「くし揚げ」メニューは100円・150円・200円の均一価格で30種類以上をそろえる。そのほか、ポテトサラダ(300円)、焼きうどん(500円)などのフードメニューや、16種類のレモンサワー(450円~680円)、生ビール(480円)などのアルコールを用意。客単価は2,000円。

 2階・3階には大衆酒場「丸投げ屋」(TEL 03-5768-4220)が出店。店舗面積は35.6坪で、2階=個室4室と34席、3階=28席を用意する。店内は日本伝統の建築材「焼き杉」を使い「落ち着きのある空間」に仕上げた。香川発祥の「骨付き鶏」は、ネギごま塩タレやスパイスカレーなど5種類(各1本880円)を用意するほか、「国産生モツ鉄板鍋」など4種類の鉄板鍋(各980円)もそろえる。そのほか、「揚げ出し豆腐」(450円)や「豚バラもやし炒め」(580円)、ドリンクメニュー(約50種類、400円~)などを用意する。客単価は3,500円。

 4階の14.5坪の空間には、カラオケラウンジ「ミンナノウタ」(TEL 03-5768-4257)を配置。古いアルバムが詰まったレコード棚の「かくし扉」を開くと、10~14人用と4~6人用の部屋各1室用意。セット料金は、冷蔵庫内のドリンク料を含み、1時間の利用で1人1,500円。「ミックスナッツ」(500円)や「スナック盛り合わせ」(900円)などのスナックをはじめ、「野菜スティック」(700円)などのつまみ類、「本日のパスタ」(1,200円)などのフードも用意。ドリンクメニューは約100種類をラインップ(550円~)する。客単価は3,000円。

 バーラウンジ「FURACHI(フラチ)」(TEL 03-5768-4257)は5階と屋上に展開。入店時に暗証番号が必要となる仕掛けも用意した。店舗面積は計28.4坪で、5階は3~9人用の個室3室(計16席)を設け、屋上のテラス席「ルーフラウンジ FURACHI」には2~4人用の10席を用意する。「ビーフジャーキー」(600円)や「フレンチフライポテト」(600円)などのほか、「ジャンバラヤ」(1,100円)や「ハニートースト」(800円)などのフードメニュー、ボトルビール(600円~)、焼酎・梅酒(600円~)などドリンクメニュー約100種類を提供する。客単価は3,000円。

 各店とも周辺に勤務する20~50代のOLやサラリーマン、周辺住民をターゲットにする。2フロアで展開する「丸投げ屋」はグループでの利用も見込む。営業時間は、「あげ坊主」=17時~翌5時(日曜・祝日は23時30分まで)、「丸投げ屋」=17時~翌5時(日曜・月曜・火曜・祝日は23時30分まで)、「ミンナノウタ」「フラチ」=19時~翌5時(日曜・祝日定休)。

 同社広報部の亀田さんは「恵比寿のお客さまは飲食に敏感な人が多い」と分析し、「今回はギャップのある4店舗の一挙出店で、ダイヤモンドダイニングでも今までないスタイルで挑む」と意欲をみせる。

 同社の恵比寿出店は、浜焼・漁師料理「波平」(恵比寿西1)、焼酎・九州料理「九州男道」(恵比寿西1)に続く3~6店舗目。これにより、「100店舗100業態」を目指し業態開発を進める同社の店は87店舗体制になる。

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