渋谷に「北海道海鮮」立ち飲み店-東横線の既存2店舗を集約

全面ガラス張りの店舗外観

全面ガラス張りの店舗外観

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 渋谷の渋東シネタワー裏手に7月1日、北海道の魚介類をメーンに提供する立ち飲み店「北海道海鮮問屋 根室食堂」(渋谷区道玄坂2、TEL 03-6808-6161)がオープンした。

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 同店は、既存の中目黒店と学芸大学店の2店舗を移転し集約。オーナーの平山徳治さんは2004年に中目黒、2006年には学芸大学に2号店を出店したが、「一等地や大きな店で勝負したい」(平山さん)との思いから今回、新会社「TOKUCHI」(埼玉県)を立ち上げ、渋谷に「進出」した。

 店舗は新築ビルの地下1階から3階。壁面をガラス張りにして「スタイリッシュで開放的な」(平山さん)空間にした。地下1階と1階は従来の店舗を継承し、客層も同じ30〜50代をターゲットにする「根室食堂」。2階・3階には新たに女性をメーンターゲットに据え、海鮮料理のほかピザや北海道産ワインなどを提供する新業態「STANDHING BAR NEMURO」をオープンした。総店舗面積は36坪で、オールスタンディング。

 両業態共通のメニューは、「その日に水揚げされた北海道産の魚介類」(同)を使った造りや揚げ物、丼飯、握りなど。北海道の契約農家から送られてくる野菜を使ったメニューも含め、約60品目を用意した。魚介類は「まぐろ目玉煮付」(480円)、早い時期に水揚げされる白シャケの「時しらず刺身」(550円)など。現在の旬な魚介類は「ウニ、つぶ貝、サンマ、カキ。これからはぶりがおいしい」(平山さん)とも。「根室ズワイガニのPIZZA」(1,350円)など2階・3階のみで提供するメニューもある。

 アルコールは、北海道の醸造所で造られた地ビール(800円~)や地酒「国士無双」(400円~)、ワイン(グラス=450円~)など。客単価は、根室食堂=2,500円、STANDHING BAR NEMURO=3,000円。

 営業時間は15時~翌1時(STANDHING BAR NEMUROは17時~)。

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