メガネトップ、渋谷に眼鏡複合店-エバンス跡に5階層の大型店

「アルク」「眼鏡市場」渋谷店(外観イメージ)

「アルク」「眼鏡市場」渋谷店(外観イメージ)

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 眼鏡小売チェーン大手のメガネトップ(本社=静岡市)は10月13日、渋谷駅近くに5フロアから成る眼鏡複合店をオープンする。昨年11月に開業した新宿東口本店に続く都内大型店の出店で、今後首都圏でのドミナント戦略を強化する。

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 場所はシブヤ西武並び、高級時計店「エバンス」(2007年9月青山に移転)が入居していたビル(渋谷区宇田川町)の地下1階~4階。低価格帯の眼鏡を扱う「アルク」が1~2階に、昨年デビューした新業態の「眼鏡市場」が1階の一部と3~4階にそれぞれ出店する複合店で、地下1階には商品の引き渡しスペースを開設する。総売り場面積は95.75坪(アルク=39.5坪、眼鏡市場=56.25坪)。

 「アルク」(TEL 03-5459-6968)では、スタイルに合わせ「着替えるメガネ」をコンセプトに、5,250円、8,400円、12,600円の3シリーズをラインアップする。1階は毎月約200バリエーションを売り出す新作商品を陳列。若い女性をターゲットにした新ライン「フラウ」も含め、常時約3,000種類を展開する。

 「眼鏡市場」(TEL 03-5459-6918)は、1階と3階をカジュアル商品、最上階の4階を高額商品の売り場とする。4階では18,900円以上の高額商品も展開、各フロアを合わせ、常時2,000種類を取り扱う。同13日からはオープン記念として人気俳優ペ・ヨンジュンさんがCM出演で使用した番傘も特別展示する。

 渋谷駅周辺には、同店から徒歩1分の公園通り沿いに、今年3月リニューアルしたばかりの「フォーナインズSHIBUYA」(神南1)、同店の斜向いとSHIBUYA109前に店舗を構える「ハッチ」など、眼鏡店の競合が数多く出店。5フロアの売り場を持つ専門店は同エリアでも最大規模とみられ、店の「独自色」でしのぎを削ってきた渋谷眼鏡市場の活性化が期待される。

 アルク広報は「ファッションの発信地でもある渋谷で新たな『ファッショナブル・アイウェア』の発信拠点を目指す」としている。営業時間は11時~20時。

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