デジタルスケープ、テレ朝と合同会社-未開拓コンテンツ発掘

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 クリエーター、ITエンジニアなどの人材派遣を行うデジタルスケープ(渋谷区道玄坂1)はテレビ朝日と合同で、コンテンツ発掘サイト「ブロードスター」の発展を目的としたLLC(合同会社)を設立すると発表した。

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 クリエーターの発掘・育成を目的に2002年に開設された「ブロードスター」は、「プロ級クリエーター」が投稿する動画などのコンテンツを、常時1,300点以上閲覧できる無料サイト。投稿作品は、アニメや音楽クリップ、ゲームなどさまざまで、累計1,800人以上の作品を紹介。同社によると、作品を見た企業の問い合わせで商品化に繋がったケースもあるという。

 新会社では、これまでのノウハウとテレビ朝日のブランド力を利用し、同サイトに寄せられた投稿コンテンツの運用を本格化させる。会社名は「ブロードスター合同会社」(予定)。渋谷区内に4月中にも設立する見通し。資本金は2億円で、出資比率はテレビ朝日が60%、デジタルスケープが40%(予定)。

 会社設立後は、プロモーションなどでサイトの認知を広げ、作品を使った「ライセンス事業」を展開。具体的には、企業とのタイアップ広告や販売促進活動に同サイトのコンテンツを活用し収益に繋げる考え。事業計画の詳細については「現時点で未定」(デジタルスケープ)。なおテレビ朝日は今回の協業について「『ブロードスター』は質の高いコンテンツを収集するための場。今後もあらゆる分野でライセンス事業を展開していく」とコメントしている。

ブロードスター

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