1974年の発売以降、そばかすの愛らしい表情で人気を集めてきたキャラクター「モンチッチ」にモノクロバージョンが登場、発売を記念してロゴスギャラリー（渋谷パルコ・パート1、TEL 03-3496-1287）で企画展が開催されている。

　1972年に作られた「くたくたモンキー」の改良型として誕生したモンチッチは、発表後すぐに日本の国民的なキャラクターに。1975年より欧州を中心に輸出を開始し、アメリカやアフリカ大陸にも展開を広げた。その後、フランスを除き一時生産を中止していたが、1996年に販売を再開。2004年1月には生誕30周年を迎え、モンチッチくん、モンチッチちゃんが「結婚」している。

　新たに発売された白黒バージョンモンチッチは、その名も「モノトーンモンチッチ」。モンチッチくんは黒の毛並み、モンチッチちゃんは頭にリボンが付いたホワイトの毛並みが特長で、両者とも頬の赤みなども一切ない「超クールな大人バージョン」として売り出された。

　展覧会では、モノトーンモンチッチをテーマに、カジュアルブランドとのコラボレートパーカーや、アーティストによる限定iPodケース（3種、各20個限定）を展示販売。モノトーンモンチッチ商品は、ぬいぐるみS（ホワイト、ブラック＝各1,260円）、CDケース（2,100円）、フラットクッション（3,045円）など。会場では、白黒のモンチッチをひっくり返して遊ぶ「モンチッチオセロ」ゲームも設置している。また、モンチッチ公式サイトで募集したモノクロ写真を紹介する「モンチッチ白黒写真コンテスト」も開催。モンチッチグッズを購入すると、先着1000人にモンチッチオセロを進呈する。入場無料。11月20日まで。Keibun Miyamoto ©Sekiguchi

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